修復歴あり(事故歴あり)の中古車を購入する、買う場合の注意事項

元買取店&中古車販売店店長のサトーです。

中古車を購入する際、事故歴のある中古車(業界では修復歴車と呼びます)って大丈夫なの?

これまたよく聞かれる質問ですね。

 

・修復歴ってどういう意味なの?

・修復歴車は危ない?デメリットは?

・買うべき?メリットは?

・どうやって選べばよいの?

・素人が自分で修復歴を見極めるには?

この辺を書こうと思います。

 

あとはおまけとして、

・車を安く買う方法

・車を高く売却する方法

を書きます。

 

プロでも利用する安い自動車保険

次の車が決まってるなら、

自動車保険も安いところが良いです。

保険スクエアbang!というサイトだと、

最大17社の保険会社から最安の会社が見つかるし、

おすすめです。

 

お店ですすめられる自動車保険は、

車屋さんは、実は保険会社から紹介料を取る事が多く、

その場合はお客さんに負担が行くので少々高くなるので

ネットで最安値を探すのが良いです。

私自身が中古車を販売していた時も、

保険会社から紹介料を少し頂いていました。

 

申込をしてもほぼ営業電話はかかって来ず、

各社の保険料金がバーンと一覧表で確認できます。

実際中古車販売店をしていた僕自身でも、

このサイトを使用して自家用車や、

家族の車の自動車保険に加入しています。

 

修復歴がある車の場合の自動車保険の料金は、

まったく普通の車と変わりませんので安心して下さい。

もちろんちゃんと加入できます。

 

また、車両保険についてですが、

僕自身は加入したことは一回もありません。

車両保険 = 自分の車の修理代などの保険です

 

基本的には、

対人、対物は無制限が基本です。

これが自動車保険に加入する最も重要なポイントです。

これはどの保険会社も多くが一律で無制限になっています。

 

ただ車両保険については、

加入するかどうか、選ぶときに悩む方も多いですね。

というのも、車両保険に加入するか、しないかで、

ぜんぜん値段が違います。

倍以上値段が変わったりしますので、私はこれをいつも付けません。

私の車はそんなに高級車でもないですし。

自分の車の修理代などを気にされる方は、

加入したほうが良いですが。

 

修復歴ってどういう意味?事故歴とどう違うの?

修復歴車っていう言い方は、

単なる「修理した経緯がある車」だと思ってはいけません。

板金しただけとか、そう思ってしまいがちですが、

なんか軽度な修復をした車っぽく聞けますよね。

でも実際はそうではなく、

事故歴がある車です。

 

修復歴車 = 過去に事故った車

という意味になります。

 

実際こういった車って大丈夫なのか?

というと、

結論から言うと、程度によりけりです。

そこで、見分け方が重要になります。

 

実は僕自身、自分の営業車や家族の車は、

積極的に修復歴車を購入していました。

 

なぜかというと、

やっぱり安く手に入るんですよね。

もちろん、どこを事故っているかを見て、

程度が悪くない車を選んで買います。

どの様に車を選んできたのかを記載します。

 

修復歴車を買うにあたって知識が最低限必要なので、

まずは、

「修復歴あり」の車の定義を知りましょう。

 

フレーム(車の骨格部位)まで及ぶ損傷があった車

の事を指します。

そのため、

軽度の事故歴などは、修復歴ありにはならず

あくまでも、

車の骨組みまで及ぶ損傷があった場合のみ

「修復歴車」 という事になります。

 

フレーム(骨格)とは、こういった部分になります。

上

下

 

交通事故を起こしたりすると、

衝撃でこれらの骨格のどこかが歪んだりします。

歪んだフレーム(骨格)を機械で修正します。

すると、フレームが元の新車の状態ではないため、修復歴車と呼びます。

 

そして、修復歴車にも程度があります。

例えば、自宅の車庫でバックをしていたら

電柱にコツンとぶつけてしまった。

 

その程度の場合はほとんどが修復歴車とは呼ばず、

普通になんにもない(骨格部位に損傷が無い)、

まっさらな中古車として販売されます。

 

また、ドアなどの車の側面をガリガリガリ~

ってこすってしまって、表面がひどい状態になって

ドアを交換して板金してきれいに修理しました。

こういう場合でも、

フレームに歪みやひずみが及んでいなければ、

普通の中古車という扱いになります。

 

ただ、もう少し強めにどこかにぶつかったり、

深めに側面をこすってしまったり、

フレーム(骨格部位)に多少でも損傷が及んでいれば、

修復歴あり となってしまいます。

 

修復歴車を買うメリットは?

しかしながら、修復歴車でも軽度な事故歴であれば、

やっぱりお買い得なわけで、

そういう車はたくさんあります。

なので、僕自身はそういった軽度な事故歴のある車が安いので、

好んで買っていました。

 

乗っていても何も不自由する事はありませんでしたし、

故障や安全性に気になる点なども全くなかったです。

お買い得だし、メリットはやっぱりそこです。

 

グッシャリのレベルの事故を起こした車も、

プロの手にかかれば、

骨組みをフレーム修正機で元に戻して、

外装も綺麗に元の状態にもどして、

素人ではまず解らない綺麗なクルマに元通りになります。

ただ、グッシャリレベルの車は、

さすがにちょっと買うのは怖いですので、

こういった車を買わない様にする必要があります。

 

僕が自分の社用車や自家用車を買う時は、

業者オークションの出品表と、

自分の目利きを参考にして、

損傷の程度が低い修復歴車を選んで買います。

どんな修復歴車を避けるべきか?

1、フロントの事故歴ではない事

フロントの事故歴は、例えば最前部(コアサポートという前部のフレームの交換)その程度でしたら、全然買いで考えます。

業者オークションでは、コアサポートの交換や損傷自体は、修復歴として見なさないオークション会社が沢山あるくらいですので、

私は、一切気にせず、けっこう安く買えますので、積極的に購入していました。

ただ、もっと奥の方まで損傷が及んでいる場合、

フロントはさすがに怖いので、これは購入を避けます。

 

2、サイドや斜めからの事故歴ではない事

横や斜めに突っ込まれた車は、一度左右のフレームのバランスが完全に乱れてしまって、それを元に戻した車だという事です。

こういった車は、修理が完ぺきでは無かったりすると、ハンドルから手を離すとが右か左にぐらーっと行ってしまったりします。

これも、程度によりけりなのですが、購入を避けていました。

 

3、後部の事故歴がある車

これもまた結局は程度によりけりですが、

最悪大きなダメージを後部から受けた車だったとしても、

フロントやサイドではないので、まだ良いです。

車にとって一番怖いのは、

ハンドルを司るフロントのタイヤ操作等に影響が出ること

が、最も怖いです。

 

後部の場合も、比較的に軽度であれば、

ぜんぜん買い でした。

この程度の基準で車を選んで乗ってきましたが、

特に何も問題はありませんでした。

 

また、大きな損傷を受けた車であっても、

フレームの修理はしっかりされていますので、

特にそれが大きな問題になるかと言うと、

ほとんどの場合、何も問題は無いです。

ただ、

「なんとなく心配」

という事から、軽度な修復歴車を選んできたというだけです。

自動車保険もちゃんと加入できるし、

たいていがしっかり修理されているので、

運転上あまり危険と感じる事はほぼ無いです。

 

車屋さんも、こういった修復歴車を積極的に買って、

一般消費者に修復歴車を専門で販売するところもあります。

一概にこれが絶対とは言えませんが、

フロント、サイドは怖い

とだけ覚えておくのも良いと思います。

 

じゃあ、プロでは無い皆さんが、

どうやって修復歴車を買うのかというと

 

最近の車屋さんで、本当にやばい車を売る様な業者って、

まず居ないので、大丈夫だとは思いますが、

下記の様に、購入を考えるのがよいと思います。

 

1、フロントの修復歴か、後部やサイドの修復歴か、を販売店さんに聞く

2、修復歴の損傷の程度を聞く、

3、オークションの出品表を見せてほしいと言う

 

販売店は、責任重大ですのでこれらの質問に対しては、

明確に絶対安心です

という返答はもちろんしませんが、

真摯に対応をしてくれると思います。

そもそも、一般顧客へ販売する車は、

普通は、軽度な事故歴の車しか仕入れをしません。

 

また、業者オークションで仕入れた車ではなく、

ユーザーからの買取車両や、

下取り仕入れの車両だった場合は、

オークションの出品表がありません。

 

その場合は、前ユーザーが残したままになっている

修理の明細などもあったりしますので、

それらがあるかどうか確認しましょう。

 

これらは車屋さんにとっても、

販売する上で非常に重要なことなので、

たいていは、しっかりと対応してくれます。

上記を踏まえて、

修復歴車の購入を検討したほうが良いです。

 

でも、何とかして、

自分で修復歴を見分ける事はできるのか?

これ、自分でやれたらいいですよね。

 

修復歴を見極めるためには、

色々な場所をチェックします。

外観や塗装などを外からチェックしていき、

ドアやエンジンルームを開けたり、

様々なポイントをチェックしていきます。

 

その一つ一つの作業をしていくことで、

修復がある場所を特定していきます。

 

これ、結論から言うと、

残念ながら、

素人では、絶対に無理です

 

査定士としての有料の研修などもありますが、

1度その講習を受けただけでは、

絶対に修復歴を見極める技術は身に付きません。

 

何台も何台も車を見て、

最低でも数百台は練習しないと、

かなり正確に見極める事は不可能だと断言します。

 

実際、車の買取店の査定士なんかでも、

しっかりと見極められる人って少ないです。

2年、3年とたくさんの車を見て、

やっとわかる様になってくるレベルです。

なので、買取店の売買契約書には、

「修復歴が後からあったと判明した場合は、キャンセル、返金、減額に応じること」

なんていう契約条項があったり、

 

後から修復歴だと判明した場合は、

減額をしない代わりとして減額しない保険

を提案されたりします。

 

プロの買取店なのに、笑えますよね。

ただ、それだけ難しいという事なんです。

 

なので、皆さんが修復歴車を検討していて、

なるべく安く安心して買いたいのであれば、

自分で見極める事は不可能です。

 

一番重要な事は、お店の人に、

とにかく、聞く事が大切です

正直これしか手は無いです。

なので、まずはどこの場所の修復歴なのか?

それを聞いてください。

 

中古車goo-net(グーネット)

などの中古車検索サイトで問い合わせをする時に、

「修復歴のある場所はどこですか?」

って聞くと、素人さんに専門用語を言っても分からないので、

「フロント付近に軽度な修復歴があります」

というように、フレームの部位名無しで返答されることが多いと思います。

 

そういった返答が返ってきた場合、

「フレームのどの箇所ですか?」

って聞きなおした方が良いです。

 

あとは、

その修復歴の程度は軽度なものなのかどうか、

その辺も聞いた方が良いです。

 

ここまで聞いたら、

業者としてもいい加減な回答はできませんから、

できれば、電話ではなく、

記録として残るので、

ネットで問い合わせをするのが良いかと思います。

 

どのフレームの修復歴は気をつけたほうが良いか?

もう一度画像を見ながら見てみましょう。

上

下

フロントだと、

ラジエータコアサポートくらいなら、

特に問題ないです。

と、言うよりも今はラジエータコアサポートの修正や交換自体は修復歴と呼ばなくなったので、そもそも修復歴車として販売されてない事がほとんどですが。

 

フレームの修復歴の場所に応じて、

軽度~重度の修復歴という基準(ランク)があります。

損傷の程度にもよるので、

これがすべてではありませんが、

以下の日本自動車査定協会が定める基準を参考にして、

購入を検討するのも良いかと思います。

 

A⇒B⇒C の順で、

Cが最も重度の修復歴となります。

 

◆Aランク

クロスメンバー(フロント、リア)

フロントフロア

インサイドパネル

ピラー

ルーフパネル単体交換

トランクフロア

リアフロア

リアサイドメンバー

 

◆Bランク

フロントサイドメンバー

ピラー交換

ルーフ(ピラーから)

リアサイドメンバー交換

 

◆Cランク

フレーム

(図には書いてありませんがサイドメンバー全体)

フロア

フロアサイドメンバー

ダッシュパネル

 

フレームというのは、ねじ止めなどを一切せずすべてが繋がっているものになります。

そのため、

「修正」の場合は、

フレーム修正機にかければかなりきれいに補修され、軽度と考えられやすいのですが、

「交換」の場合は、

一度フレームをちょん切ってしまい、新たに金属を溶接でつなげるという大工事が伴う事になります。そのため、交換されたものは重度の事故歴があった車であることが想定できるので、ちょっと敬遠するのが通常です。

 

A、B、Cを見てみると、

やはりリアに関しては、

重度とは見なされない事がわかります。

 

フロントやフロア付近の修復歴があった場合でも、

しっかりとプロが見定めているのであれば、

お買い得だったりもしますので、

とにかく、しっかり聞いてもらって、

納得して購入をしましょう。

次に、安買う方法を書きます。

 

中古車を安く買う方法

安く買うためには、単なるテクニックではなく、

いわゆる業者のウラ側や、

中古車の流通を知ってもらうのが近道なので、

次ページで説明しますね。↓

修復歴あり(事故歴あり)の中古車を安く買う方法

 

 

今乗ってる車を高く売る方法

買い替えを考えている方であれば、

いっくら修復歴のある車が安く買えたとしても、

普通の車と10万、20万やすくなる程度ですよね。

 

ただ、今乗ってる車を高く売る事から目をそらすと、

100万円以上損することになる事も多々あります。

ハッキリ言って、

売却する車がある人でしたら、

こっちの方がぜんぜん大事な事です。

 

もともと私は買取店出身なのですが、

もう毎日の仕事は、

何とかして出会ったお客さんには、

1円でも、なるべく安い金額で買取しようと

それだけを考えて仕事をしていました。

 

会社は利益を追求する組織なワケですよね?

買取店の利益って何かわかりますか?

想像するのは簡単だと思います。

できる限り低い価格で買取する事です。

 

テレビやラジオ、町の看板でも、

高く買います!

とかよく目にしますが、あんなのタダの客寄せで、

実際それをちょっとでも信じてきてくれたお客さんには、

全力でなるべく低い金額で交渉をします。

それが仕事なんです。

 

買取店だけでなく、新車ディーラーだって、中古車店だって、解体業者だって、輸出業者だって、同じです。

買取や下取りって、仕入れなんです。

 

100万円も損する事なんてないだろう・・?

なーんて思ってる人は危ないですよ。

日本の中古車は、世界中で人気があるので、

実は日本人が売却する中古車の3分の1は海外に輸出されているのを知っていますか?

 

「普通のファミリーカーだし、もうかなり古くて走行距離も13万キロだ、廃車か、値段がついても数万円だろうな。」

こんな車が、数十万、100万以上値段が付くのが日本の中古車です。

だから、自分の車の価値を素人が決めつけてしまうと、

本当はすごい値段が付いているのに、5万円とか、10万円で売っちゃった。

という事になりかねませんよ。

 

実際に私自身もそうでしたが、

100万円以上安く買取することはけっこうありました・・

海外相場を知らない素人では、プロにはかないません。

なので、素人が高く売ろうと思っても、

非常に難しいのが現状です。

 

僕が買取店時代に

限界の金額で買取するしかなかった方法を紹介します。

車を高く売るために、

次のページでそれをしっかり説明していきます!

⇒ 車を【最高額で買取査定してもらう】根本的解決方法は?