修復歴あり(事故歴あり)の中古車を安く買う方法

買取店ではなく、いわゆる普通の街の中古車屋さんは、

一般消費者からの買取の仕入れがなかなか無いんです。

だから、

「業者オークション」

というところから車を仕入れることが多いです。

 

業者オークションって聞きなれないと思いますが、

かんたんに言うと、

野菜やお魚などの、市場(いちば)の事です。

中古車にも、市場(いちば)があるんですよね。

 

最大手のオークション会場運営会社は、

USS(ユーエスエス)っていう会社なんですが、

まず知る方はとても少ないと思います。

でも実は、東証1部上場の大きなしっかりした会社なんですよ。

それ以外にも、

TAA(トヨタオートオークション)

NAA(日産オートオークション)

HAA(ホンダオートオークション)

などなど、これ以外にも、全国に沢山の

業者オークション会場があるんです。

 

業者オークションでは、多数の車屋さんや、

海外からの輸出業者まで参加するため、

車の値段は、非常に高くなる傾向があります。

特に海外からの買い付けバイヤーはすごい多くて、

外国人の比率がめちゃめちゃ高いです。

世界中から、インターネットを通じて、

どんどん入札が入って毎月10万台以上が外国に輸出されています。

 

そのため、業者オークションで仕入れようとしても、

どんどん値段が高騰してしまうため、

仕入れ金額がとても高くなってしまいます。

 

大手の車買取店の様に、お客さんから直接買えば、

もっと安く仕入れられるのですが、

大手買取店の様な機動力や、資金力、営業力、

広告宣伝にさける費用などが無いと、

買取という業界では、一般の中古車店は勝てないんです。

 

だから、業者オークションから仕入れをすることが、

非常に多いのが現実です。

なので、一般の中古車店は、

業者オークションから仕入れている以上、

仕入金額は、買取店よりも高くなってしまいます。

 

そして、業者オークションでは、

さまざまな手数料や輸送代金がかかります。

・出品する会場までの輸送代金(業界では陸送と言います)

・オークション出品代金

・オークション成約代金

・オークション落札代金

・落札した後、自社に運ぶ陸送代金

・出品者側、落札者側、双方の名義変更費用

・様々な手間、修繕費用

などなど、

 

落札店が自社の在庫車として保有するまで、

ざっくりと、10万円以上はかかります。

それ以外にも、

壊れた車を買ってしまい、

補修代金などが追加でかかることも多いんです。

 

そしてやっとお店やネット販売スタート、

となるわけです。

 

逆に、車の買取店の場合は、

僕自身がそうでしたが、

(僕はインターネットの集客できるスキルと、営業力があったので、たまたま買取店になれたんです)

買取店は、消費者から直接買う(仕入れる)ので、

業者オークションから仕入れるよりも、

10%~30%ほど、安く買う事ができるんです。

 

そして、直接お客さんから買うので、

色々お客さんが乗ってきた歴史を聞いたり、

整備記録簿を見たり、

試乗したりもできます。

(業者オークションは試乗できないため、いざ落札してお店に落札した中古車が届いてみたら、調子が悪い、なんてことが良くあります)

 

だから、直接お客さんから買取することで、

壊れた車をつかんでしまうリスクが

とても少ないんです。

 

なので、買取店には、

良質な車を、安く売れるだけの経営体質ができている。

という事でもあります。

 

ズバット車販売というサイトがあるのですが、

いわゆる中古車のマッチングサイトです。

 

これは、大手の車買取店のガリバーの仕入れたばかりの車を、

提案してくれるサイトです。

1日で何百台も買取店は車を仕入れますので、

そうした買取したてのピチピチの新鮮な車

をどんどん提案してくれる、車のマッチングサイトです。

 

中古車検索サイトにはまだ出ていない、一般に流通する前の車を提案してくれます。

通常の中古車屋さんで買うような、

業者オークション仕入れ の車両ではなく、

直接消費者から仕入れたばかりの車なので、

買取店はオークションで買うよりも当然安く仕入れているため、

お客さんに安く売っても、利益が出ます。

だから、消費者も、良い車が安く買える可能性は高いです。

 

もし在庫が無かったり、なかなか仕入れが入らない場合は、

業者オークションからも探してくれますし、

先にオーダーを送っておけば、

次に入荷した時に教えてもらえたりもします。

 

ただ、買取店だから安く仕入れているとは言っても、

高く売りたい、とは思っています。

それが本音です。

だから、予算をあらかじめ決めておいた方が良いです。

中古車goo-net(グーネット)などの中古車サイトで見積をとれば、安い順で並び替えることもできますし、適正相場もわかります。

 

買取店が提案してきた車が、ちょうど欲しい車で、

高い値段を提示された場合、

「他のお店で、同じような車が〇〇万円だったんです。だから、〇〇万円だったら買います」

こういう提案をお客さんにされると、業者としては弱いです。

 

もし、今検討中の車があるのならば、

修復歴なしの車でも、

修復歴があっていま購入を悩んでる車と同等か、近い値段で、

修復歴の無い、良い中古車の提案が来る可能性は十分あります。

 

もともと大手買取店は、実はとても販売に弱いんです。

お店に、在庫ってほとんどないですよね?

これは、すぐに業者オークションに転売しなければならない、

会社の理由があるためです。

毎日、何百台も買取するので、すべてを在庫で持つと、

運転資金を圧迫するため、

すぐに業者オークションに売って現金化する必要があるんです。

 

でも、先にお客さんからオーダーをもらっている状態であれば、

在庫を抱えずとも直接消費者に売ることもできるため、

最近では積極的に、直接販販をしています。

買取店には、在庫で抱えるリスクが無いし、

安く仕入れている車なので、

お客さんにとっても、値切ればけっこう安く買えたりします。

 

ただ、値引き交渉するときに、

めちゃめちゃ安い値段を伝えても、

当然相手にしてもらえませんので、

今本当に買おうか悩んでる中古車の値段と、

かけ離れない金額で交渉したほうが良いです。

 

コツは、

「○○万円だったら決めます」

この言葉です。

 

販売する側にとってみると、

この言葉に、とっても弱いです。

「う。。いい値段ついてくるなあ・・、しかも、他の販売店と比較検討されてるから、ここでNOというと、お客さん逃しちゃうかもしれないし、うーん、まあ利益は最低限取れてるし、売ってもいいかな。。」

こんなことを販売店側は考えていたりします。

 

そこでとんちんかんな値段を言わない様に、中古車goo-net(グーネット)などのサイトで安い順で並び替えて、そこの安い金額帯の車の値段を提示するのが良いでしょう。

がんばって良い車を安く買いましょう!

ズバット車販売

 

 

最後、

もう一つ重要な事を忘れていますよ?

今乗っている車、これも高く売る事をしっかり考えないと、

えっらい安い価格で下取りされてしまいますよ!

現在乗っている車も、高く売りましょう!

 

現在乗っている車を下取りしてもらうだけとか、まずやめた方が良いです。

実際50万円の価値がある車なのに、10万、20万とか、平気で言います。

実は、中古車ってものによって、相当な価値があったりします。

なぜかというと、相当な台数が、海外に輸出されているからです。

 

10年以上古いし・・
15万キロ走ってるし・・
ボロいし・・
壊れているし・・

 

こういう一般消費者が持っている、先入観に、

下記の様な事を言って、価値が無い車なのだと、

植えつけるんです。

「やはり年式、距離数からして、なかなかお値段は期待できないのですが・・」

 

これを鵜呑みにしていると、10万、20万どころか、100万くらい損する事、沢山あります。

日本人が手放す車の、約3分の1が、海外に輸出されているんです。

クルマ単体として輸出されたり、解体して、

エンジン等の部品としてコンテナ積めされて、輸出されているんです。

仮に、ぼろっぼろの車があったとしても、

エンジンが生きているし、部品もあるし、高く売れるんです。

 

今乗っている車が、海外輸出で人気のある車である確率は、非常に高いです。

新車くらい新しい車、古い車、走行の多い車、壊れている車、普通のファミリーカー、輸入車や旧車でも、外国で人気のある車がたっくさんあります。

日本人は、10年経過して、10万キロくらい走ったら、

廃車、とか勝手にイメージしていますが、

海外に言ったら、バカだと思われます。

50万キロ、100万キロ、年数は30年くらい、普通に乗ります。

さらに、エンジンが生きている限り、

ボートやほかの動力として、再利用されています。

タクシーのメーター見ると、50万キロなんて、普通ですよね。

実際車って、そのくらい走るんですよね。

 

 

よーく考えて頂きたいのですが、

車の買取店って、目覚ましい勢いで増えて、大きくなったと思いませんか?

株式上場している会社だって、複数ありますよね。

これ、つまり儲かっているからに他ならないですよね、当たり前のことです。

ほぼ、海外からの旺盛な需要のお蔭なんです。

 

 

一般消費者が、まさか自分の車がそんなに価値が無いだろう、

そういう風に思っている車を、

例えば10万とかで安く買うんです。

 

でも実際は、業者オークションにそのまま転売すると、

100万付いたりする事、ざらです。

業界では、100万の利益が出ることが、1本抜きとか言ったりします。

なので、決して1社だけの見積もりで、下取りや買取をするべきではありません。

 

とにかく、

要は、売却する時には、

業者のぎりぎり限界の金額を提示してもらう事

それが重要だという事です。

じゃあどうすればよいのか?

次ページで説明していきます。

車を【最高額で買取査定してもらう】根本的解決方法は?

 

余談ですが、

次の車が決まってるなら、

自動車保険も安いところが良いです。

保険スクエアbang!というサイトだと、

最大17社の保険会社から最安の会社が見つかるし、

おすすめです。

 

お店ですすめられる自動車保険は、

車屋さんは、実は保険会社から紹介料を取る事が多く、

その場合は少々高くなり、

ネットで最安値を探すのが良いです。

私自身が中古車を販売していた時も、

保険会社から紹介料を少し頂いていました。

 

申込をしてもほぼ営業電話はかかって来ず、

各社の保険料金がバーンと一覧表で確認できます。

実際中古車販売店をしていた僕自身でも、

このサイトを使用して自家用車や、

家族の車の自動車保険に加入しています。

 

修復歴がある車の場合の自動車保険の料金は、

まったく普通の車と変わりませんので安心して下さい。

もちろんちゃんと加入できます。

 

また、車両保険についてですが、

僕自身は加入したことは一回もありません。

車両保険 = 自分の車の修理代などの保険です

 

基本的には、

対人、対物は無制限が基本です。

これが自動車保険に加入する最も重要なポイントです。

これはどの保険会社も多くが一律で無制限になっています。

 

ただ車両保険については、

加入するかどうか、選ぶときに悩む方も多いですね。

というのも、車両保険に加入するか、しないかで、

ぜんぜん値段が違います。

倍以上値段が変わったりしますので、私はこれをいつも付けません。

私の車はそんなに高級車でもないですし。

 

自分の車の修理代などを気にされる方は、

加入したほうが良いですね。

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