【プロが教える】レヴォーグのリセールバリュー・買取相場 ガチの業者オークション相場

元買取店店長のサトーです。

レヴォーグのリセールバリューを、ガチの業者オークション相場を見て記載しました。購入を検討中の方、また今乗っている方はガチの買取業者やディーラー下取りの元データを出していますので買取価格の参考にもなります。

車を売ろうと考えている方、基本的に車の買取や下取りというのは、安く買ってなんぼの商売なので危険が付きまといます。プロだからこそ解る、車を高く売る方法も紹介しますね。

 

レヴォーグは2020年~2021年の日本カーオブザイヤーを受賞しました。

カーオブザイヤーの選考基準は、「コンセプト、デザイン、性能、品質、安全性、環境負荷、コストパフォーマンス等を総合的に評価して選考する」とありますが、コストパフォーマンスは新車販売価格のお手頃感を指していると思いますので、リセールは含まれていないと思います。

 

 

 

 

令和2年式(2020年) 0年落ち

レヴォーグは2020年10月にフルモデルチェンジされましたので、以降に記載している金額は、すべて以前のモデルのものになります。

 

◆グレード:2.0GT アイサイト Vスポーツ

型式:VMG 走行:8,000キロ

色:クールグレーカーキ(あせた水色みたいな色)

外装:かなりキレイ 内装:かなりキレイ

純正ナビテレビ、アルミ、バックカメラ、

シートヒーター、パワーシート

その他いろいろな標準装備品、各種安全装備

新車販売価格346万円(消費税込み、装備品なし)

業者オークション落札金額:303万円(消費税込み)

リセール:87.6%

 

やはり色は、ブラックかパールの方が少し高めになります。また、同一グレードの2,000ccと1,600ccでは新車の価格が50万くらい2,000ccの方が高いのですが、売値はそこまで変わらないため、リセールは全体的に1,600ccの方が良いという傾向があります。

ただ、2020年10月にフルモデルチェンジをして発売されたレヴォーグは、ぜんぶ1,800ccになります。恐らくどのグレードを購入しても似たようなリセールの割合になると予想します。

 

業者オークションと買取or下取り価格について

業者オークションの落札金額は、世の中のすべての買取業者、ディーラー、中古車店の買取、下取り金額を算出する時の基準になっています。わざわざ買取や下取りをせずとも、お金を出せばオークションで買う事ができます。そのため、一般消費者から買取や下取りをする時は、この金額よりも低い金額を提示しないと商売になりません。ですが、売り方次第でちゃんと同じくらいの金額で売れます。

 

 

 

令和元年式(2019年) 1年落ち

◆グレード:1.6STIスポーツアイサイト ブラックセレクション

型式:VM4  走行:9,000キロ

色:ブラック  外装:かなりキレイ 内装:かなりキレイ

社外ナビテレビ、アルミ、バックカメラ、社外サス、

その他いろいろな標準装備品、各種安全装備

新車販売価格363万円(税込み)(装備品なし)

業者オークション落札金額:354万円(税込み)

リセール:97.5%

 

 

◆グレード:1.6GT-Sアイサイト

型式:VM4  走行:20,000キロ

色:ブラック  外装:かなりキレイ 内装:かなりキレイ

純正ナビテレビ、アルミ、バックカメラ、

BSモニター、ドラレコ、ETC、パワーシート&ヒーター、

その他いろいろな標準装備品、各種安全装備

新車販売価格313万円(税込み)(装備品なし)

業者オークション落札金額:262万円(税込み)

リセール:83.7%

 

1,600ccのパールホワイトかブラックだと、2020年式の2,000ccのそれ以外の外装色の車よりも、リセールが良い傾向が見て取れますね。

 

 

 

平成29年式(2017年) 3年落ち

◆グレード:2.0STIスポーツ アイサイト(後期モデル)

型式:VMG  走行:22,000キロ

色:パール  外装:じゅうぶんキレイ 内装:じゅうぶんキレイ

社外ナビテレビ、アルミ、バックカメラ、デジタルインナーミラー、

革シート(ヒーター&パワー)、社外18アルミ、ドラレコ等、

その他いろいろな標準装備品、各種安全装備

新車販売価格405万円(税込み)(装備品なし)

業者オークション落札金額:308万円(税込み)

リセール:76%

 

 

◆上と同じグレードで似たような車両状態の1.6Lのグレード

グレード:1.6STIスポーツ アイサイト(後期モデル)

19,000キロ

新車販売価格356万円(税込み)(装備品なし)

業者オークション落札金額:290万円(税込み)

リセール:81.5%

 

やはり、新車価格が2,000ccの方が高い分、リセールは1,600ccの方が高いという事が読み取れますね~

 

 

◆グレード:1.6STIスポーツ アイサイト(前期モデル

型式:VM4  走行:33,000キロ

色:ブラック  外装:かなりキレイ 内装:かなりキレイ

純正ナビテレビ、アルミ、バックカメラ、

その他いろいろな標準装備品、各種安全装備

新車販売価格349万円(税込み)(装備品なし)

業者オークション落札金額:268万円(税込み)

リセール:76.8%

 

こちらは前期モデルになります。2017年7月にマイナーチェンジをしました。そのため2017年式は前期と後期が混ざっている年になるので、前期と後期のリセールを比べてみました。多くの車はけっこうリセールに差が出る事が多いのですが、レヴォーグの場合は軽微と言えます。

 

 

 

平成27年式(2015年) 5年落ち

グレード:1.6GT-Sアイサイト

型式:VM4  走行:46,000キロ

色:ブラック  外装:じゅうぶんキレイ 内装:じゅうぶんキレイ

社外ナビテレビ、アルミ、バックカメラ

その他いろいろな標準装備品、各種安全装備

新車販売価格305万円(税込み)(装備品なし)

業者オークション落札金額:189万円(税込み)

リセール:62%

 

2,000ccで、同じような状態の車の相場を見ましたが、ほぼ同じ様な相場でした。新車が50万程高いので、リセールはやはり1,600ccの方が良い事が見て取れました。

 

 

 

平成26年式(2014年) 6年落ち

グレード:1.6GT-S アイサイト

型式:VM4  走行:64,000キロ

色:パール  外装:じゅうぶんキレイ 内装:けっこうキレイ

純正ナビテレビ、アルミ、バックカメラ

その他いろいろな標準装備品、各種安全装備

新車販売価格305万円(税込み)(装備品なし)

業者オークション落札金額:173万円(税込み)

リセール:56.7%

 

これまた2,000ccはほぼ同じ様な相場でした。

これが発売された年なので、リセールの紹介はここまでになります。レヴォーグは他の大衆車に比べると結構リセールが良いと思います。新型レヴォーグはリセールという観点からも買いの車だと思います!

 

 

プロが教える高く売る方法

私が買取店に勤めていた時、とにかく会社からは安く買い叩く事、ぼったくる事、それだけを求められました。また、特に日本の中古車は海外輸出される割合が非常に多く、日本人が手放す車の3台に1台は海外に輸出されています。新車より高く売れる中古車だったり、古くても走行距離が多くても高く売れる車がゴロゴロあります。

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