元買取店店長のサトーです
車の名義変更って面倒だと思われている方も
多いと思います。
車の名義変更に必要な書類、書き方を、
プロが超わかりやすく、画像付きで説明します!!
名義変更って、車屋さんが代行したり、
行政書士が代行してあげたり、
または関係ない第三者が行う事もできますが、
今回は、個人売買があったと仮定して、
売る人 ⇒ 買う人
という単純な車の取引の流れがあり、
売る人がやる事や用意する書類など
買う人がやる事や用意する書類など
を、シンプルに書きます。
また、元買取店店長だったので、プロだからこそわかる、
本当に車を最高額で売る方法を最後におまけで紹介しますね。
業者はどこもボッタクる事しか考えていませんからね。
本当に気をつけましょう!
ではさっそく書いていきます!
軽自動車の名義変更
ちなみに、軽自動車の名義変更は
ぜんぜんやり方や用意する書類などが異なりますので、
こちらのページで書いていますので、
下記のページへどうぞ。
軽自動車の名義変更、必要書類や流れをプロが詳しく画像付きで解説軽自動車の名義変更
名義変更の全体の流れ
~ 先にざっくりと時系列でイメージをつかみましょう ~
売る人が印鑑証明書や車検証などを用意する
↓
車を引き渡す
↓
買う人が管轄の警察署で車庫証明を取得
↓
買う人が役所で印鑑証明書を取得
↓
管轄の陸運局に行く
↓
陸運局で名義変更、完了
↓
写メやFAXで新しい車検証を売る人に送る
(名義変更の完了報告をした方が良いため)
☆ 自分の管轄陸運局がどこかわからない人は
下記から検索して下さい。
☆ 車庫証明を申請する管轄警察署は、
自宅や会社の所在地の管轄警察署ではなく、
駐車場がある地域の管轄警察署になります。
この様な取引の流れを想定して、
以下、時系列にして書いていきますね。
売る人が用意する書類
※ 各種書類は、ダウンロードコーナーに用意しています。
・車検証原本
・譲渡証明書(実印が押印してあるもの)
・委任状 (実印が押印してあるもの)
・印鑑証明書原本(発行から3ヶ月以内のもの)
・自賠責保険証原本
(名義変更には必要ありませんが、公道を走る上で法律上の必須書類です、売る人は必ず買う人に渡しましょう)
・最新年度の自動車税納税証明書
(名義変更に必要ありませんが、新しい所有者の車検時に必要になるので、基本売る人は買う人に渡しましょう)
・リサイクル券
(あれば、渡しましょう。形だけの書類なので、存在自体が必要のないものです。)
※ 印鑑証明書は、新しい所有者の方が名義変更する日に、発行から3か月以内のものが必要になります。なので、できるだけ新しめのものを用意しましょう。
※ 印鑑証明が無い/未成年の方はこちらへ
※ 委任状、譲渡証明書は、⑨各種 必要書類ダウンロードのコーナーでダウンロード、印刷して使ってください。
印鑑証明書に記載されている住所と車検証の住所が異なる場合に用意する書類
ここは、けっこう頭がこんがらがるので、
該当する方は、しっかりと読んで下さい。
引越し等の理由で、車検証に記載されている
「所有者」または「使用者」の住所が、
現住所(印鑑証明書に記載されている住所)
と異なる事が良くあります。
こういう場合、車検証に記載されている住所から、
現住所(印鑑証明書に記載されている住所)までの
経緯を証明する書類(住民票など)が、
印鑑証明書とは別に求められます。
現住所、とは住んでいるかどうか、では無く、
印鑑証明書に記載されている住所、の事です。
例えば、過去 10 回引越しをしている方が、
市役所や役場への住民登記を一切していない場合は、
印鑑証明書の住所は変わっていません。
引越し、とは物理的に動いたことではなく、
住民登記を行った住所、という意味です。
以降は、普通に「引越し」 と書いていきます。
そして、その引越しの回数や、
本籍地を変えたかどうかによって、
用意する書類が異なります。
・1 回の引越しの場合(車検証記載住所が、一つ前の住所の場合)
この場合は、現住所の市役所や役場で、
住民票 を取得する必要があります。
住民票には、現住所と、
一つ前の住所からの引越した経緯が記載されています。
・2 回の引越しの場合
この場合は、1 つ前の住所の市役所で、
住民票の除票(ジョヒョウ)
という書類を取得する必要があります。
住民票の除票には、
2 つ前の住所 ⇒ 1 つ前の住所 ⇒ 現在の住所
までの引越しの経緯が記載されています。
(郵送での取り寄せも可能です)
・3 回以上の引越しの場合
便利なのが、戸籍の附票(フヒョウ)
という書類があります。
これは、本籍地からの引越しの経緯が
全部記載されています。
例えば、10 回引越しをしていても、
本籍地が変わっていなければ、
この書類一つだけで、証明が可能です。
戸籍の附表を取得できるのは、
本籍地がある、市役所のみになります。
(郵送での取り寄せも可能です)
ただ、過去 10 回の引越しの中で、
本籍地を変えた場合は、
現在の本籍地にて、戸籍の附票を取得し、
前回の本籍地にて、戸籍の附票の除票(フヒョウのジョヒョウ)
が必要になります。
例を出します( 引越しの経緯が以下の場合)
=================================
過去の住所 ⇒ 現在の住所で書きます。
兵庫県宝塚市(車検証記載住所)(最初の本籍地)
↓
山口県山口市
↓
大阪府吹田市
↓
東京都港区 (本籍を変えた)
↓
愛知県名古屋市千種区
↓
熊本県熊本市
↓
北海道札幌市白石区 (本籍を変えた)
↓
宮城県仙台市宮城野区
↓
群馬県高崎市
↓
神奈川県茅ケ崎市 (現住所)
=================================
こういう場合は、
・北海道札幌市白石区の区役所に問い合わせて、戸籍の附票を取得
・東京都港区の区役所で、戸籍の附票の除票を取得
・兵庫県宝塚市の市役所で、戸籍の附票の除票を取得
ここまで用意する必要があります。
また、役所に問い合わせたら、
「古い書類はもう発行できない」
と言われる場合もあります。
平成 16 年頃の全国の役所での書面の電子化に伴い、
昔に住んでいた頃の、住民票の除票や、
戸籍の附票が取得できない事があります。
引越しの経緯を証明することが不可能なんです。
その場合は、
「もう書類が発行できません」
という内容の書類を役所が発行してくれますので、
それを名義変更時には陸運局に提出する必要があるので、
もらいます。
あと、その書類にプラスして、
住所変更に伴う「誓約書」という書類を
名義変更時に陸運局に提出する必要があります。
誓約書は、
「過去の引越しの経緯はこれで間違いないですよー!」
という意味を込めた書類で、
所有者が自筆で経緯を書く書類です。
「過去の住所や経緯なんか、もう細かく覚えてない・・」
そういう場合でも、何とか思い出して書くしかないです。
当然証明する物が無いので、
引越しした日付や順番が仮に間違っていても、
名義変更は可能ですので安心して下さい。
あくまでも、規則としては、しっかりと記載しなければいけない。
という事です。
誓約書もダウンロードできますので、
⑨各種 必要書類ダウンロードを見て下さい。
婚姻により名前、住所が変わった場合に用意する書類
婚姻等で、現在の名前が車検証と異なる場合
結婚して、姓が変わった場合も、
印鑑証明書の名前と車検証の所有者氏名が異なるので、
それを証明する書類が必要になります。
戸籍謄本(コセキトウホン)
が必要です。
もちろん住所も変わっている事がほとんどですので、
戸籍謄本に、
現住所と過去の住所(車検証の住所)との
経緯が記載されていなければ、
引越しの経緯を証明する書類が必要です。
その場合は、上の③の記事を読んでください。
所有者死亡により用意する書類
また、車の所有者又は使用者が亡くなっている場合は、
非常に複雑になります。
通常の名義変更とはだいぶ異なりますので、
該当する方はこちらを読んでください。
買う人が用意する書類/物
・車庫証明書
・印鑑証明書(買う人のもの)(発行3か月以内)
・実印
のみでOKです。
そして、上記3点とは別に、
売る人から受け取った
・車検証原本
・印鑑証明書原本(売る人のもの)
・譲渡証明書(買う人の実印が押印されているもの)
・委任状(買う人の実印が押印されているもの)
これらを持って陸運局にいきます。
あと、
・名義変更する予定の車
ナンバープレート交換をする必要があるので、もちろん名義変更をするその車に乗って行きましょう。
※ ナンバープレート変更が無い場合は、書類上だけで名義変更ができます。例えば、湘南ナンバーから、また同じ管轄の湘南ナンバーになるのであれば、書類上だけで名義変更は完了できます。名義変更するその車に乗って行く必要はありません。
・別で必要になる書類がある場合
売る人が引越しした経緯があり、車検証の所有者または使用者に記載されている住所が、売る人の印鑑証明書の住所と異なる場合や、売る人が婚姻で車検証と印鑑証明の氏名が変わっていたり、死亡している場合は、他の書類が必要になりますので、③、④、⑤、を読んでください。
③ 印鑑証明書に記載されている住所と車検証の住所が異なる場合に用意する書類
④ 婚姻により名前、住所が変わった場合に用意する書類
⑤ 所有者死亡により用意する書類
陸運局でもらう書類
・手数料納付書
・「第1号OCRシート」という鉛筆で書く申請書類
2つとも無料です。
陸運局内にある都道府県税事務所で、
・自動車取得税/自動車税申告書
これも無料です。
陸運局に行けばもらえます。
とりあえず、すべての必要書類、実印、車
が用意できている状態で陸運局に行けば、
まず窓口で、
「あのー、名義変更に来たんですけど・・」
と言えば、
窓口の人は、「素人さんだな」
とすぐに解ってくれるので、
書類や印紙など一式を渡してくれます。
で、流れ作業で、言われるがままに進めていけば、
名義変更なんてすぐに完了します。
でも、ネットで丁寧に書こうとも思いましたので、
もし見たい方は、書き方や申請方法まで細かく書いたので、
以下読んで下さい。
ただこれだけは大切なのが!
・譲渡証明書
・委任状
売る人から受け取ったこの二つの書類はボールペンで書き、
かつ、書き間違いが絶対にあってはならない書類です。
少しでも間違えれば、
もう一度、売る人に、再発行してもらわないとダメになります。
ここは陸運局の現地で書くよりも、
自宅でしっかり書いた方が良いです。
なので、書き方を下に画像でアップしていますので、
良かったら見てみて下さい。
譲渡証明書、委任状
ホントこの2つだけは、絶対にしっかり書きましょう。
その他の書類は、いっくら間違えても大丈夫です!
あと、陸運局に行くときは、
ぜひ時間に余裕を持っていきましょう。
初めて行くと、想像以上に時間がかかります。
最低でも1時間は見ておいた方が良いです。
たぶん1時間でも足りないかもしれません。
窓口の営業時間は、
午前 8:45~11:45
午後 13:00~16:00
です。
ちなみに、平日だけしか営業してません。
各種書類の書き方
<譲渡証明書の書き方>
※ 必ずボールペンで書きます
※ 間違えると売る人である前所有者の実印での訂正印や再発行が必要になるのでゆっくりと間違えずに正確に書きます。
完成した記入例です。
記入箇所別の画像です。
具体的に説明していきます。
① は基本的に売る人が書くものですが、
書いていない場合は、
車検証に書いてある通り「正確」に書きましょう。
② ここも売る人が書くのが普通ですが、
書いてない場合は、売る人の印鑑証明書の
名前・住所を書いてください。
車検証の住所と、印鑑証明書の住所が異なる場合がありますので、
必ず、売る人の最新の住所である、
印鑑証明書の住所を書いてください。
婚姻などで苗字が変わっている場合も、
印鑑証明書の現在の名前を書いてください。
③ 売る人の実印が押印してあるか確認します。
必ず必要です。
印鑑証明書と同一の実印が押印されている必要があります。
④ 日付を記入します。
平成●●年●月●日 としっかり書きます。
名義変更当日の日付を書けばOKです。
ただ、1か月前より昔の日付が書いてある場合はNGになります。
必ず、名義変更当日か、
当日の一か月以内の日付が書いてあることが必須です。
⑤ 自分の印鑑証明に書いてある名前/住所をそのまま書きましょう。
⑥ 買う人の押印は無しでOKです。
譲渡証明書はこれで完了です。
<委任状の書き方>
※ 必ずボールペンで書きます
※ 間違えると売る人である前所有者の実印での訂正印や再発行が必要になるのでゆっくりと間違えずに正確に書きます。
完成した記入例です。
記入箇所別の画像です。
これも具体的に説明していきます。
① 買う人の印鑑証明に書いてある通りの住所を書きます。
② 買う人の印鑑証明に書いてある通りの名前を書きます。
③ 名義変更とは書かず、「移転登録」と書きます。
④ 車検証に書かれている登録番号を書きます。
登録番号とは、ナンバープレートの事です。
または、車体番号を書いてもOKです。
⑤ 日付を記入します。
平成●●年●月●日 としっかり書きます。
名義変更当日の日付を書けばOKです。
ただ、1か月前より昔の日付が書いてある場合はNGになります。
必ず、名義変更当日か、
当日の一か月以内の日付が書いてあることが必須です。
⑥ は基本的に売る人が書くのが普通ですが、
書いてない場合は、売る人の印鑑証明書の
名前を書いてください。
婚姻などで苗字が変わっている場合も、
印鑑証明書の現在の名前を書いてください。
⑦ 売る人の実印が押してあるか確認します。
必ず必要です。
⑧ も基本的に売る人が書くのが普通ですが、
書いてない場合は、売る人の印鑑証明書の
住所を書いてください。
車検証の住所と、印鑑証明書の住所が異なる場合がありますので、
必ず、売る人の最新の住所である、
印鑑証明書の住所を書いてください。
委任状はこれで完了です。
以下、間違えてもOKな書類です。
エンピツで書く書類は消しゴムで消せますし、
ボールペンで書く書類も、替えの用紙を使えばよいです。
どの書類も、訂正印すら必要ありません。
・手数料納付書
・OCRシート
・自動車税申告書
上記3つの書類は陸運局で無料でもらえる書類です。
この3つの書類の書き方を書きます。
<手数料納付書の書き方>
まず、陸運局の印紙売り場で500円の印紙を買って貼ります。
※ ボールペンで書きます。間違えても何枚でももらえます。
完成した記入例です。
具体的に説明します。
① 車検証に書いてある登録番号を書きます。
登録番号とは、ナンバープレートです。
② 車検証上の所有者の名前を書きます。
所有者と使用者が同じ場合は、使用者欄はカットされてるので、
所有者を書けばOKです。
③ 窓口に来た人の名前/電話番号を書きます(携帯でOK)
④ 500円の印紙を貼り付けます
これだけです。
手数料納付書はこれで完了です。
<OCRシートという申請書の書き方>
エンピツで書きます。
完成した記入例です。
具体的に説明します。
① 名義変更は「移転登録」と言います。
小さくて見えずらいですが、
マークシート上の3番が移転登録なので
「3」と書きます。
② 車検証に書いてある登録番号を書きます。
登録番号 = ナンバープレートです。
③ 車検証に書いてある車体番号の
「-(ハイフン)より後ろの英数字のみ、左詰めで書きます」
もちろん車体番号ぜんぶそのまま書いてもOKです。
④ 買う人の名前を、苗字と名前の間を1マス開けて書きます。
⑤ ここには、専用の住所コードを記入します。
住所コード表が、
陸運局の記入テーブルに置いてありますので、
それを見て住所コードを書きましょう。
丁目がない人は丁目の欄は飛ばして書きます。
※ハイツ201等、建物名がある人は建物名を無視して記入します。
例)1-30-5サンハイツ201 ⇒ 1-30-5-201
間違えて提出しても、窓口の担当官が、
勝手に修正してくれます。
分からなければ、わかる範囲で書けばOKです。
⑥ と
⑦ は、
それぞれ、「1」と書いてください。
※ ローンで購入する場合は、⑥、⑦は、名前や住所を記入する必要があるのですが、通常ローン購入の場合は車屋さんが代行で名義変更に行きます。このページを見られている時点で自分で名義変更をしようと思っている方だと思いますので、まずここは関係ないので⑥、⑦は、「1」と書けばOKです。
⑧ 自宅(買う人の印鑑証明書住所)と駐車場の住所が違う場合は同じく住所コードで
保管する場所を書きます。
自宅(買う人の印鑑証明書住所)と駐車場の住所が同じ場所の場合は「1」と記入します。
⑨ 買う人の住所と名前(印鑑証明書通り)を書きます。
⑩ 買う人の実印を押します。
OCRシートはこれで完了です。
<自動車税申告書の書き方>
自動車税の納税義務者を変更する為に提出します。
ボールペンで記入しますが、間違えても何枚でももらえます。
訂正印も必要ありません。
記入例です。
具体的に説明します。
① 新しく発行された車検証に書いてある新しいナンバーを書きます。
(この自動車税の申告手続きをする際は、すでに新しい車検証が発行されています)
ナンバープレートに変更が無い場合は、旧ナンバーを書けばOKです。
※ ナンバープレート変更が無いケースとは、例えば、湘南ナンバーから、また同じ管轄の湘南ナンバーになるのであれば、ナンバー変更はありません。
② 買う人の郵便番号/住所(建物名まで)/名前(印鑑は必要有りません)
生年月日/電話番号(携帯可)を記入します。
③ 所有者も使用者も②で書いた人と同じ場合は「同上」でOKです。
④ 車検証に書いてある旧所有者の名前と住所を記入します。
所有者と使用者が同じ場合は使用者の欄は「同上」でOKです。
⑤ 旧ナンバープレートの番号を書きます。
※ 旧ナンバーの番号は、申請窓口で新しい車検証と一緒にもらったペラペラの(車検証に似た用紙)に、書いてあります。
⑥ 車検証に書いてある「初度登録年月」を書きます。
⑦ 車検証に書いてある縦、横、長さなど、その他わかるものすべてを記入します。
トラック等では無い場合、「最大積載量」は車検証に書いてありませんので、
書かなくて大丈夫です。
⑧ 自宅の住所と駐車場が違う場合は、
駐車場の住所を書きます。
自動車税申告書はこれで完了です。
陸運局に行く前に必要な書類の最終確認です。
・車検証原本
・譲渡証明書
・委任状
・印鑑証明書(売った人の/前所有者のモノ)
・印鑑証明書(買った人の/新しい所有者のモノ)
・車庫証明書
・実印(新所有者のモノ)
・別で必要な書類があれば持っていく
(売る人の車検証住所と、印鑑証明書住所が違う場合の住民票や戸籍の附票など)
(売る人が婚姻により、車検証の苗字と印鑑証明書の苗字が変わっている場合に必要な、戸籍謄本など)
最近は一般の方も車検を取ったり、
名義変更に来たりするので、
窓口で名義変更しに来た事を伝えると
かなり優しく教えてくれます。
でも初めて行くとけっこう不安化と思いますので、
陸運局に行った際の流れを書いておきますね。
陸運局は、やる事によって窓口がいくつもあります。
印紙売り場/ナンバー返却・受取窓口/書類申請窓口/都道府県税事務所等。
皆忙しそうに小走りしていますが、
あわてず、構内地図などを見て行きましょう。
わからなくなったら聞くのが1番です。
1、印紙売り場で500円の印紙を買う
(名義変更したいんですけど。。と言うと「はい500円ね」と言ってくれます。)
2、書類申請窓口近辺にOCRシート1号と手数料納付書があるのでもらう。
(初めて感がすぐに伝わるので、最初の窓口でぜんぶの用紙をくれるのが普通です)
3、印紙を納付書に貼って記入、OCRシートにも記入する。
(記入例が机に必ずありますが 良かったら上で書いたこのサイトの記入例見て下さい)
4 、全ての書類を持って「名義変更・移転登録申請窓口」へ出す。
しばらく待つと名前を呼ばれるので、自分の名前/住所になった車検証などを受け取る。
5 、陸運局内の都道府県税事務所へ行き、記入して申請する。
(記入例が机に必ずありますが 良かったら上で書いたこのサイトの記入例見て下さい)
6 、ナンバープレートが変わる場合は、ナンバープレート発行の窓口に行く
車検証原本を預けて、引き換えにナンバープレートとビスなどを受け取る
7 、自分でナンバープレートを外して、新しいプレートを取り付ける
現地でドライバーを貸してくれます。
プレートを取り付け終わったら、ボンネットを開けると、
それが合図となり、スタッフさんが来てくれて、
後ろのナンバープレートに封印(ネジにふたをかぶせる)をしてくれます。
で、スタッフさんに車検証原本を返してもらって、
もう帰ってOKです。
ちなみに、ナンバープレートを外すときのコツは、
封印(後ろのナンバープレートのネジにフタがかぶさっています)
なので、マイナスドライバーを使うととても便利です。
各種 必要書類ダウンロード
※ 印刷して使ってください。全国共通です。
◆ 売る人が通常用意する書類
◆ 売る人の過去の住所が証明できないときに必要な書類
めったに使わないと思いますが、念のため。
★ 本当に車を最高額で売る方法は? ★
元々買取店店長をやっていましたが、
本当に、どこの買取業者も、下取りにしろ、
ボッタクって安く買い叩きまくるのが本当のところです。
どこも安く買う事しか考えていません。
商売なんですから、
しかも、素人では絶対に解らない、
中古車の相場があるんです。
実は日本人が手放す中古車の半分近くって、
海外に輸出されているんです。
それは、いわゆる海外相場で、
普通に考えたらポンコツの中古車が、
100万円で売れたりすることも良くあります。
モノによっては、新車よりも高い値段が付く中古車もあります。
国によって、新車の輸入がダメという規制がある国があります。
そういう国では、新車よりも高い相場が付くこともあります。
いわゆる買取や下取りする業者っていうのは、
こういった相場を熟知しています。
そして、一般の素人が、
「古いし、走行距離も多いし、そこまで値段はつかないだろうなー」
と思って売ろうとすると、
本当は100万、200万の価値があるにもかかわらず、
10万とか、20万円で売っちゃうなんてことが本当に多いです。
つい先日ですが、友人が車を売ったと聞いたんですが、
15万円でぼろい古い、走行の多いハリアーを売ったとのことで、
海外相場を見てみたら、80万円くらいしてました。
本当に素人が車を売るってのは危険なので、
しっかりとプロの裏側までしって高く売りましょう。
じゃあ、本当に高く売るにはどうすればよいのか?
とにかく、大切な事はたった一つ
業者のぎりぎり限界の金額を提示してもらう事
それが重要だという事です。
じゃあどうすればよいのか?
次ページで説明していきます。
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