軽自動車の名義変更、必要書類や流れをプロが詳しく画像付きで解説

元買取店店長のサトーです。

軽自動車の名義変更方法、必要な書類、

書き方をなど、わかりやすく書きます。

 

軽自動車は、とても単純です!

 

買う人、売る人どちらが見ても、

しっかりと理解して頂けると思います。

 

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また、プロだからこそわかる、

軽自動車を最高に高く売る方法や、

軽自動車を安く買う方法も書きますね。

ハッキリ言って、こっちの方が全然重要な事です!

 

どんな業者だって、

利益はたくさん欲しいですので、

何とかして安く買取したい!

何とかして高く販売したい!

けっきょくはそう思ってますから。

というか、毎日そればっかり思っています。

せっかくの売買のタイミングでしたら、

軽自動車を高く売る事、安く買う事、

これが一番重要なので、覚えておきましょう!

詳しくはこちらの記事を見てください。

【元買取店店長が教える】安く売らない様に!軽自動車を高く買取査定してもらう方法

 

◆プロが教える 車を安く買うには?

購入を検討中の方はこちら

【元中古車店のプロが教える】新車、中古車を安く買う方法の全知識

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さて、まずは、軽自動車の名義変更するにあたって、

おおまかな全体的な流れがありますので、

以下の項目を一つ一つ、時系列で書いていきます。

① ~ ⑩

に分けて書きます。

 

◆おおまかな基本的な流れ

① 車を売る(売る人)

② 車を売る人が書類を用意する(売る人)

③ 車を買う(買う人)

④ 名義変更に必要な書類を用意する(買う人)

⑤ 陸運局に行く(買う人)

⑥ 陸運局に行って名義変更の手続きをする(買う人)

⑦ 名義変更完了(買う人)

⑧ 名義変更完了報告をする(買う人)

 

です。

 

◆その他知っておいた方が良い事

⑨ 軽自動車売買時の消費税ってどうなるの?

⑩ 車検証や、その他重要書類を紛失してしまった時は?

 

 

では、早速かみ砕いて、順番に徹底的に書きます。

 

① 車を売る(売る人)

まあ、単純に売るっていう事なんですが、

けっこう注意した方がよい事もあります。

 

・ 売った後のクレームを回避する

けっこう売った後に、

「この不具合は聞いてない」

「このキズや汚れは知らされてない」

「いきなりどこそこが壊れた」

などなど、こういう事が良くあります。

 

なので、必ず販売前には、

不具合箇所をしっかりと伝えましょう。

 

現車確認や試乗をしてもらったならば、

ハッキリ言ってそこまで説明する必要はないですが、

不具合箇所は、しっかりと言った方が良いです。

 

また、売るときに見落としがちだったりするのが、

CDプレイヤーが動かないとか、

夏だからチェックしなかったけど、

暖房がつかないとか、

リアワイパーが動かないとか、

そういう事も結構あります。

 

一応、自分の車だから不具合は知り尽くしている。

という思い込みがあって、

でも実際の不具合に気づいていない。

という事が良くあります。

ここはけっこうしっかり気を付けましょう。

 

ネットのやり取りだけで売る場合は、

キズをしっかり写真等で見せたり、

不具合箇所を、しっかり明記しましょう。

 

けっこう変なお客さんもいて、

後々面倒になる事は良くあります。

決して嘘はつかずしっかりと明記したほうが良いです。

 

また、現車確認をしたお客さんでも、

ネットで販売したお客さんでもそうですが、

必ず売った後は、

ノークレームノーリターン

である事を、しっかり理解してもらいましょう。

 

・ 名義変更を確実にしてもらいましょう

売った後に、買った人が名義変更をしないと、

軽自動車税や、駐車違反の罰金や罰則点数が、

売った人に課せられてしまいます。

 

これ、相手を信用して、

「必ず期日までに名義変更してくださいね!」

と依頼したとしても、

 

僕自身の経験上、

3人に2人は、期日を守らなかったり

なかなか名義変更してくれなかったりします。

本当、人間ってこういうものなんだな・・

と思った経験がたくさんあります。

 

友人知人であればそんなに問題はないですが、

なので、必ず売る人は、

買う相手があまり知らない人だった場合、

2万円くらいでよいので、

名義変更までの預かり金を受け取りましょう。

 

名義変更が完了したら、

車検証の写メや、コピーを送ってもらってください。

それを確認し次第、

2万円の預かり金を振り込みするなりして返金しましょう。

 

売る人の仕事は、

確実に名義変更が完了した証拠をもらうまでが仕事です。

決して、お金を受け取ったら終わり。

では無いですからね。

 

僕の経験上、預かり金を受け取ったお客さんは、

100%、しっかり名義変更してくれました。

これは、確実にやりましょう!

 

② 車を売る人が書類を用意する(売る人)

書類を用意しましょう。

まず、

・ 車検証原本

・ 申請依頼書

・ 印鑑(実印ではなく、普通の三文判でOK)

上記3点が、名義変更の必須書類になります。

軽自動車は本当に単純で、

この3点を買う人に渡せばOKなんですよね。

(印鑑は、書類ではありませんが、相手に印鑑を渡すのではなく、「申請依頼書にハンコを押す」時に必要になります)

 

なので、厳密に言うと、

・ 車検証原本

・ 申請依頼書(捺印済みのもの)

この2点だけです。

軽自動車の申請依頼書は、

こちらからダウンロードどうぞ。

申請依頼書ダウンロード

全国この申請依頼書で利用できます。

 

 

そして、名義変更には必要はありませんが、

通常軽自動車を売却するときに、

普通は当然相手にわたす書類が以下になります。

 

・ 自賠責保険証原本

まあ、公道を走るには法的に必要な書類なので、

必須書類、と言っても良いと思います。

 

・ 軽自動車税納税証明書

これ、色々なサイトを見ると、

軽自動車の名義変更には必須書類と書いてあるんですが、

実際名義変更時には、必要ないです。

車検時には、必須書類になります。

まあ一般的には買う人に必要とされますから、

用意しましょう。

紛失した場合は、

「⑩ 車検証や、重要書類を紛失してしまった時は?」

に書いておきます。

 

・ 自動車リサイクル券

これは、本当に必要ないです。

廃車にする場合も、そもそも必要ないです。

飾りみたいな書類です。

ただ、買う人が欲しいと言うケースがほとんどなので、

用意しましょう。

これも紛失した場合は、後ほどの⑩番で書きますね。

 

・ 整備記録簿

まあ、あったほうが良いですよね。

あれば普通買う人は欲しいので渡しましょう。

無い場合は、どうにもならないですね。

取説なんかもあれば、一緒に渡しましょう。

 

③ 車を買う(買う人)

このブログをここまで読まれている方は、

「軽自動車 名義変更」

「軽自動車 名義変更 書類」

こういうキーワードで検索している方が多いと思いますから、

軽自動車を買おうとしている最中の方も、

多く見られてるかと思います。

なので、

車を買うときに注意したほうが良い点を書きますね。

 

まずできれば、現車確認をしたいところです。

というか、是非現車確認はしたいですね。

現車確認するのであれば、

最低限、以下をしっかり確認しましょう。

 

・ 外装、内装のチェック

・ 各種ランプのチェック

・ ワイパー、パワーウィンドウ、パワステチェック

パワーステアリングは、

エンジンをかけて止まった状態で、

左右にグイグイ回してください。

何も異音や、変な抵抗がなければOKです。

 

・ クラクションのチェック

・ ナビ、オーディオ類のチェック

・ 走行メーターのチェック

走行メーター内に、

警告灯の表示が無いか、しっかりチェックしましょう。

これはとても重要です。

エンジンチェックランプが点灯していたら、

この車はちょっと危ないので買わない方が良いです。

 

また、次回の車検時に重要になるのが、

シートベルト警告灯がしっかり作動しているか

サイドブレーキ警告灯がしっかり作動しているか

です。

これもちゃんと確認しましょう。

警告灯が点灯しない場合は、

たいていは、ランプ切れだと思います。

一応、前オーナーにランプ切れは単なる玉切れなのか、

それとも何か別の理由があるのかを聞きましょう。

 

あと、走行距離もチェックするのは当然ですが、

車検証に、前回の車検時の走行距離が書いてあります。

メーター改ざんされている場合、

車検証に記載されている走行距離よりも、

実際のメーターの距離が少なくなっていないか、確認しましょう。

もし現在の走行距離よりも少なければ、メーター改ざん車です。

まあ、そんな車ほとんど最近は無いですが。

 

あと、過去にメーターが交換されていた場合もあるので、

それも車検証に書いて無いかを確認しましょう。

というより、前オーナーさんに聞けば、

ウソついて売る人なんてめったにいませんから、

気になる事は直接いろいろと聞くのがベストですね。

 

・ エアコンをチェック

A/C、またはオートエアコンボタンを押して、

しっかり冷房が効くか確かめましょう。

 

たまーに、暖房が効かない車がありますので、

一応暖房もチェックしましょう。

左右のどちらかは暖房がでない・・

なんてこともあるので、

一応左右確かめましょう。

 

 

・ 車を運転させてもらいましょう

これが一番重要ですね。

やっぱり、走る、曲がる、止まる。

これがスムースにできるかどうかは、

乗ってみて初めて分かります。

 

まずはエンジンを付けて、

アイドリングが安定しているかを確認しましょう。

安定してない車はダメですね。

 

そして、ブオン、ブオーン!

と大きく吹かしてみましょう。

異音が無いか、を確認します。

カラカラー! ガラガラー!

なんていう音がしてたら、やめた方が良いですね。

 

そして、運転します。

足回りに異音が無いか

曲がっているときに、足回りに変な音がしないか

オートマやCVTの変速はスムースか

ブレーキ、サイドブレーキはしっかり効くか

ざっとこれくらいは確認しましょう。

 

この、走る、曲がる、止まる、

の基本チェック項目でひっかかる点があるのであれば、

ちょっと購入はやめた方が良いと思います。

 

現車確認しないで購入される場合は、

ヤフオクはまだ安心して買えます。

ヤフオクの場合は、自動車出品している業者が多く、

過去の出品履歴の評価も見れますから、

こういったセミプロやプロであれば、

しっかり機関系はチェックしてますから、

まあある程度安心して買う事が出来ると思います。

 

本当のど素人から買うのであれば、

最低限、上記の項目は事前に大丈夫か聞いた方が

良いと思いますよ。

 

もちろんチェックする項目はこれ以上あるんですが、

最低限、走る、曲がる、止まる、

この項目だけは必ずチェックしましょう。

 

④ 名義変更に必要な書類を用意する(買う人)

まず、売る人 から受け取った書類を用意しましょう。

・ 車検証原本(売る人から受け取った書類)

・ 申請依頼書(売る人から受け取った書類、押印済み)

申請依頼書ダウンロードこちらからどうぞ

 

次に、買う人が自分で用意する書類などです。

・ 住民票原本

提出時に発行3か月以内である事が条件です。

なるべく新しいものを用意しましょう。

(ちなみに、印鑑証明書でも可)

・ 印鑑

フツーに家にある印鑑でOKです。

無かったら100円ショップで買ったやつでOKです。

 

 また、買う人から受け取った申請依頼書に押印が無い場合や、自分の印鑑を家に忘れてきてしまった時でも、実は陸運局には印鑑を貸し出し(場所によっては無料だったり、100円だったり)してくれます。ただ!一般的によくある苗字が200個くらいあるだけなので、めずらしい苗字の印鑑は無いので、しっかり用意しましょう。

 結局、申請依頼書って認印でOKなので、前オーナーからもらわなくても、自分で印刷して、前オーナーの苗字の印鑑を買って自分で押印すれば、それで通用してしまいます。

 

とりあえず、買う人が自ら用意するのは、

住民票と印鑑

この2点だけです。

めっちゃ少ないので、

軽自動車の名変は本当にラクです。

 

さっきも書きましたが名義変更には、

自賠責保険証、軽自動車税納税証明書、

リサイクル券は、必要ないですからね。

他のサイトを見ると、

軽自動車税納税証明書が必要と書いてありますが、

名変には、必要ないです!

車検時だけですよ。

 

⑤ 陸運局に行く(買う人)

さて、名変するために、陸運局に行きます。

陸運局は、買う人が住んでいる(住民登記している)

管轄地域の陸運局に行きます。

管轄の陸運局を調べるには、

下記のサイトでチェックしてください。

軽自動車検査協会の事務所、支所一覧

 

また、軽自動車って、

実は名義変更するその車に、

わざわざ乗っていかなくても大丈夫なのが、

大きな特徴です。

 

売る人、買う人が同じ陸運局の管轄であれば、

つまり、例として言うと、

名義変更前も、名義変更後も変わらずに、

同じ「横浜ナンバー」の場合は、

書類だけ持っていけば、名変できます。

(これは、普通車の場合でも同じです。)

 

また、売る人、買う人が異なる陸運局の管轄であれば、

例えば、前は「横浜ナンバー」 ⇒ 次は「静岡ナンバー」

にする場合。

このケースでは、必要書類とは別に、

ナンバープレートを2枚外して持っていく必要があります。

(普通車の場合は必ず車に乗って行く必要がありますが)

軽自動車の場合は、

ナンバープレートを持参すれば、

名義変更するその軽自動車に乗って行く必要はないんです。

 

まあ、名義変更する予定の軽自動車があれば、

普通はその車に乗って行くかと思いますが、

一応、予備知識として書きました。

 

⑥ 陸運局に行って名義変更の手続きをする(買う人)

必要な書類の最終確認です。

 

・車検証原本

・申請依頼書(売る人の押印済み)

・買う人の住民票

・買う人の印鑑

・ナンバー変更有りの場合はナンバープレート2枚

 

陸運局についたらとりあえず、

印紙売り場に行きましょう。

そこで、

「あのー、軽自動車の名変に来たんですけど・・」

と言いましょう。

 

印紙売り場が良く分からなければ、

近くの窓口の人に、同じことを聞きましょう。

 

ハッキリ言って、

これを聞けば、あとは流れ作業です。

「次はこれを書いてあっち行ってー」

「次はこれも書いてあっち行ってー」

って言われて、

名義変更は完了です。

 

まあ、ホントにめちゃ単純なんですが、

一応、書類の書き方など、事前に知りたい!

という方もいるかもしれませんので、

しっかりと書きますね。

 

めんどくさい方は、

サーっと読み飛ばして、

⑦ 名義変更完了(買う人)

までスクロールしてください。

 

まず、陸運局でもらう書類があります。

 

・「軽専第1号OCRシート」という鉛筆で書く申請書類

・ 軽自動車税申告書

2つ共無料です。

 

都道府県外ナンバーから名義変更する場合は、

・ 軽自動車変更申告書

が必要になります。同一都道府県の場合は必要ないです。

100円かかります。

 

 

それでは、書き方、申請方法を説明します。

現地でこれ見ながら書いてもらえれば幸いです。

 

1、申請依頼書の書き方

※ボールペンで書きます。基本、売る人が書いて、買う人に渡す書類ですね。さっきも書いたように、買う人がダウンロードして、前オーナー(売る人)の苗字の印鑑を買って押印して文字を書いても、それでも通用しちゃうんですが。。

ボールペンなので、ゆっくりと間違えずに正確に書きましょう。

下記は、記入例です。

①    買う人は住民票に書いてある通りに名前・住所を書きます

②  申請区分は名義変更は「2 自動車検査証記入申請」に○をします。

③    車両番号とはナンバーの事です。車検証に書いてあるまま書きます。

④    車体番号を車検証に書いてあるまま書きます。

⑤    陸運局に名義変更に行く日を書きます。

(名義変更の日よりも昔の日付けが書いてあれば、それでもOKです)

⑥    買った人の印鑑を押します(実印ではなくてOK)

⑦    旧所有者の欄は、売った人が書いてあるはずですが、

書いてなかった場合は車検証に書いてある通りに書きます。

⑧    使用者と所有者が同じ場合は「同上」と書きます。

異なる場合は所有者の名前・住所を書き、印鑑を押します。

⑪    売った人の印鑑を押します。

最初から押印されていればそれでOK

 

申請依頼書はこれで完了です。

 

2、軽専第1号OCRシートの書き方です。

※鉛筆で書くので間違えても大丈夫です。

・完成例 ↓↓

・細かく解説しますね ↓↓ 

(というより、陸運局の記入テーブルに記入例ありますが・・)

①    車検証に書いてあるナンバーを書きます

②    車体番号は下7桁を書きます。6桁しかない場合は6桁で大丈夫です。

③ 買う人の名前を書きます

④    専用の住所コードを記入します。

番地以外の全ての住所が数字で表されます。

例)東京都千代田区飯田橋=130010539

下記から検索して下さい。

住所コード検索

※ 陸運局の記入テーブルに、住所コード一覧表が必ずありますので、当日現地でそれを見ながら書けばOKです。

住所コード以降は番地を書きます。

丁目がない住所の場合は、丁目の欄は飛ばしてOKです。

※ハイツ201等、建物名が有る人は建物名を無視して記入します。

例)3丁目52-5ハイツ201 → 3   52-5-201

⑤    と

⑥    と

⑦    は、所有者と使用者が異なる場合のみ書きます。

同じ場合は「1」と記入します。

⑧    買う人の名前を書きます

⑨    買う人の印鑑を押します。

⑩    買う人の住所を書きます。

⑪    使用者と所有者が同じ場合は「同上」で大丈夫です。

⑫    何も書かなくて大丈夫です。

⑬    車検証に書いてある「所用者」の名前を書きます。

⑭    印鑑は必要有りません。

⑮    車検証に書いてある「所有者」の住所を書きます。

 

OCRシートはこれで完了です。

 

3、軽自動車税申告書の書き方

※自動車税の納税義務者を変更する為に必ず必要です。

申告しないと名義変更出来ません。

ボールペンで記入します。

間違えても何枚でも貰えます。

・ 完成例 ↓↓

・ 詳しく解説 ↓↓

(これも現地に見本あります。。)

 

①    ナンバー変更が無い場合は車検証に書いて有るナンバーを書きます。

変更が有る場合は書かない様にします。

②    登録する人の住所を書きます。

③    マンション名が有る場合はマンション名・部屋番号を書きます。

④    登録する人の名前を書きます。

⑤    登録する人の生年月日を書きます。

⑥    登録する人の電話番号を書きます(携帯可)

⑦    と

⑧    は「同上」で大丈夫です。

所有者と使用者が異なる場合はその通りに書きます。

⑨    車検証に書いて有る所有者の住所・名前を書きます

⑩    使用者が同じ場合は「同上」で大丈夫です。

⑪    ナンバーが変わらない場合は何も書かなくて大丈夫です。

変わる場合は車検証に書いて有るナンバーを書きます。

⑫    書かなくて大丈夫です。

⑬    車検証に書いて有る初度登録年月を書きます。

⑭    車検証に書いて有る通りに書きます。

トラック等では無い場合、「最大積載量」は車検証に書いてありませんので、

書かなくて大丈夫です。

⑮    登録する住所と保管場所(駐車場)が違う場合は駐車場の住所を書きます。

 

軽自動車税申告書はこれで完了です。

 

 

以上の書類を書いて、

管轄の軽自動車検査協会(陸運局内にある)へ行きます。

軽自動車はナンバー変更無しの場合は書類のみ持っていけば大丈夫です。

ナンバー変更有りの場合はナンバーを外して持って行けば大丈夫です。

また、ナンバー変更が必要な場合は、軽自動車変更申請書が必要です。

 

4 軽自動車変更申請書の書き方

この通りに書いてください。

 

 

最近は一般の方も車検を取ったり、

名義変更に来たりするので、

窓口で名義変更しに来た事を伝えると

かなり優しく教えてくれますが、

一応、ざっと現地での流れを書きますね。

 

・ナンバー変更の無い場合

 

1、書類申請窓口で「名義変更」である事を伝えると、

軽自動車税申告書をくれます。

窓口の人から「都道府県外からですか?」と聞かれた場合は

違う事を伝えましょう。

※OCRシートは自分で取る所が多いです。教えてくれる人もいますが、

教えてもらえなかった場合はどこにあるか聞きましょう。

2、全て記入したら全ての書類を「名義変更窓口」に提出します。

3、名前を呼ばれ、何番窓口に行くか言われるのでそこへ行きます。

4、また全ての書類を提出して待つとまた名前を呼ばれます。

新しい車検証がもらえるので、完了です。

 

・ナンバー変更が有る場合

 

1、書類申請窓口で「名義変更」である事を伝えると、

軽自動車税申告書をくれます。

窓口の人から「都道府県外からですか?」と聞かれますので、

別途「軽自動車変更申告書」を100円で買います。

※言われなかった場合は必要なので、言いましょう。

2、全て記入したら全ての書類を「名義変更窓口」に提出します。

3、名前を呼ばれたら書類とナンバーを持って「ナンバー返却窓口」へ

書類とナンバーを提出します。

何番窓口に行くか言われるのでそこへ行きます。

4、また全ての書類を提出して待つとまた名前を呼ばれます。

新しい車検証がもらえるので、その書類を持って「ナンバー交付窓口」へ行きます。

新しいナンバーが貰えます(1,440円かかります)。

これで完了です。

 

 

⑦ 名義変更完了(買う人)

名義変更が完了したら、新しい車検証を受け取ります。

ナンバーがある場合は、ナンバーを取り付けます。

そうしたらもう帰ってOKです。

 

⑧ 名義変更後にやる事(買う人)

名義変更が完了したら、

前所有者だった人に、

車検証の写メをメールで送るか、

コピーをFAXか郵送をしてあげましょう。

 

名義変更が完了していない場合、

自動車税が前の所有者に請求されてしまうし、

駐車違反などの罰金や、罰則点も、

前の所有者にいってしまいます。

 

その不安を消してあげるためにも、

必ず、前の所有者に名変完了のお知らせをしましょう。

 

◆その他知っておいた方が良い事

⑨ 軽自動車売買時の消費税ってどうなるの?

軽自動車に限らず、

普通自動車やバイクなどもそうですが、

車の売買に伴う商売の目的で無く、

あくまで個人間の売買の際は、

消費税は発生しませんし、

納税の義務もないです。

 

 

⑩ 車検証や、その他重要書類を紛失してしまった時は?

車ってとても重要な書類がいくつかありますが、

実際は、どんな書類でも再発行が可能です。

 

まず、

・車検証を紛失した時

「使用者」の認印と、

申請依頼書を持って、

軽自動車検査協会に行きましょう。

申請依頼書ダウンロード

すぐに再発行してもらえます。

その際に、免許証などの身分証明書も用意しましょう。

第三者でも再発行してもらえます。

 

・軽自動車税納税証明書を紛失した時

軽自動車の場合は、

その軽自動車のナンバープレート管轄である、

市役所、役場で発行が可能です。

役所によって少し対応は異なる事が多いですが、

 

車検証、印鑑、身分証明書があればOKです。

もちろん、郵送での対応はどこでも行っていますので、

役所に電話して、何を用意すればよいのか聞きましょう。

その場合、切手を貼った返信用封筒も求められることもあります。

 

上でも書きましたが、名義変更時には必要ないです。

車検時には、必須書類になります。

(車検がまだかなり先で、前所有者が払った前の納税証明書よりも、本年度に自分が支払った最新の納税証明書があればOKです。古い納税証明書は関係ないです。)

 

・自賠責保険証を紛失した時

まあめったに無いとは思いますが、

自賠責保険証は、

かならず車の中にないと法律違反です。

売却するときに、紛失に気付いた場合は、

直ちに自賠責保険に加入した保険会社に再発行依頼をしましょう。

 

昔、とても困ったことがあり、

自賠責保険証を紛失してしまったお客さんが居て、

「どこの保険会社だったんですか?」

と聞くと、、

そもそも加入した保険会社自体が不明

というお客さんが居ました。。

これ、探しようがないんです。

 

大手の保険会社に電話しまくって、

車体番号やナンバーを伝えました。

運よく、3社目で保険会社が見つかり、

そこで再発行をしてもらう事が出来ました。

とても面倒なので、

本当大切に保管しましょう。

 

・リサイクル券を紛失した時

リサイクル券は、

ほんとに必要になる事は無いです。

単なる飾りの書類なんですが、

車を売却するときに、

けっこうお客さんに求められたりはしました。

なので、まあ用意したければ用意すればよいし、

という感じです。

 

必要であれば、再発行というより、

下記のサイトから印刷できます。

自動車リサイクルシステム

リサイクル料金の金額を知りたいときにも、

かんたんに検索ができます。

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