元車買取店店長のサトーです。
アルファードは非常にリセール(売り値)が高い車として昨今ではとても有名になりました。中古車の価格が新車販売価格を超える異常事態になっています。
短期売買をすることで本業より儲けている中古車屋さんや、副業をしている一般の方も多くいます。特に新型が発売された今、このチャンスを逃さない手はありません!
なーんて書きましたが、当然モラルとしてNGなのは言うまでもありません。自己責任で。
しかしながら、新型の40系が発売されてからけっこう時間が経った今でも、新車価格をはるかに超える金額で取引される異常事態となっています。
また、新車転売は危険性もあるので、よかったら下記の記事も見て下さい。
新車の転売は儲かる? 大損する危険性あり プロとして注意喚起
なぜ新車よりも高く売れるのか?
海外人気や輸入する際の各国の法律の要因
これはアルファードがマレーシア、インドネシア、タイ、香港などの東南アジア諸国で非常に人気がある事に起因しています。
特に、マレーシアでは大人気であり、5年落ちまでの新しい車のみ輸入が可能となっています。現地では新車も販売されていますが、主に輸入する時に大きな関税がかかる事が要因と言われていますが、新車を現地で買おうとすると1,600万、1,700万円を超えてしまうこともあり、良質な日本のアルファードの中古車を多く輸入しています。
マレーシア以外においても、新車の輸入自体がNGという国の場合、必然的に中古車を輸入するしか手段がないため、車種によっては日本の新車販売価格を中古車が上回るという逆転現象が起きているという事が主な要因になっています。
東南アジアなどの新興国の経済発展の要因
また東南アジア諸国のGDPはここ10年どこの国もずっと右肩上がりであり、富裕層が爆増しているという背景もあり、富の象徴としてアルファードがブランドとして大人気になっているという側面もあります。日本においてもベンツやBMWは非常に高額でありますが、本場のドイツではもっと安いので、それと似たようなものですね。
半導体不足や円安の要因
2019年以降は、半導体不足による納期の長期化の影響は非常に大きな要因です。その為アルファード以外の車種でも新車を超える値段が付く事態にまでなりました。
また、各国との輸出入の取引はUSドルで決済する事がほとんどであり、円安になった事も重なっています。
高く売れるグレード、オプション、外装色
ガソリン車orハイブリッド?
まず安定して高額な相場を維持しているのがガソリン車でしたが、新型はハイブリッドのリセールも高い傾向があります。EV等の流行も世界的にはありますが、主に新興国ではガソリン車、ハイブリッドの需要がまだまだ高い状況です。
というか、凄まじい金額で彼らは購入していますので、新興国という表現が適切なのかわからんですね・・
グレードは?
グレードに関しては、セカンドシートがキャプテンシートになっている車が人気です(富の象徴?)。
キャプテンシートとは2列目のシートが、1人づつ独立して座れる仕様になっており、両方にひじ掛けも付いてゆったり座れる椅子です。
新型の40系では、全グレードがキャプテンシートになっています。
グレードは値段順で、以下の6種類になっています。
・ハイブリッドエグゼクティブラウンジ(4WD) 8,720,000円(税込み)
・ハイブリッドエグゼクティブラウンジ(2WD) 8,500,000円(税込み)
・ハイブリッドZ(4WD) 6,420,000円(税込み)
・ハイブリッドZ(2WD) 6,200,000円(税込み)
・ガソリンZ(4WD) 5,598,000円(税込み)
・ガソリンZ(2WD) 5,400,000円(税込み)
リセールを考えると、旧30系のエグゼクティブラウンジは新車の値段が突出して高いのでリセールは下位グレードの方が良い傾向がありました。ただ現行モデルの40系を見てみると、ハイブリッドZとガソリンZのリセール率と、トントンっぽい傾向があります。
一応旧30系のエグゼクティブラウンジは、リセール率が低い傾向があったので、現行40系は下位グレードのハイブリッドZとガソリンZが無難だとも思いますが、うーん、難しいです。
「あくまで私の経験則ですが」というプロの意見を参考にしたい気持ちも解りますが、本当に解らないですね。というもの以下で紹介しますが、相場を見ると、たしかにどれ買ってもいいかな・・という気持ちになると思います。
要は、需要と供給のバランスなので、その辺の未来予測をしながらどのグレードにするかは個々人で考えて頂くのがベストかと思います。納期が長くなるのは間違いありませんので、将来何が高くなるのか、を個々人で考えて頂くのが良いと思います。
敢えて言うと、ガチ転売目的という前提で自分だったら、ブロンド色のハイブリッドZのフルオプションですね。ただ納期次第です。
オプションが重要
オプションは、3種の神器なんて言われていましたが、ムーンルーフ、デジタルインナーミラー、スペアタイヤ、この3つは付けておいた方が良いオプションだと思います。
ムーンルーフ 132,000円(税込み)、デジタルインナーミラー44,000円(税込み)、スペアタイヤ14,300円(税込み)で、総額190,300円(税込み)になります。特にムーンルーフは後から付けたいと思ってもどうにもならないオプションなので、これがあるか無いかで、50万円くらいのリセールの差があります。(価格は時間の経過とともに変わりますが、ムーンルーフありのリセールは強い傾向が常にあります)
新型アルファードは、どれも標準装備に三眼LEDヘッドライト、シーケンシャルターンランプ、合皮シート、ディスプレイオーディオ(パノラミックビューモニターやその他モニター付き)、アルミホイール、高度な安全装備が、最初っから付いていますので、これらも高リセールの要因になっています。
標準装備自体が、そもそも輸出での人気が出る様に、リセールを意識した車になっていると思います。
また、モデリスタフルエアロがある無しで、リセールに100万円くらいの差が見て取れます(あくまで時間とともに価格差は少なくなるでしょう)。
それ以外にも複数のオプションがありますが、それらを装着している車はもちろん価値は上がるのですが、新車購入時のオプション金額以上の価値にはならない事が多いです、重要なのがこの3種の神器を付けているアルファードが鉄板になっています。
ただ、新型アルファードの場合は、驚くべきなのがそれ以外のオプションも、新車購入時よりかなり高くなってる感があります(あくまで現状は、後ほど相場を紹介します)。オプションを付けると、それ自体の値引きが大きくできる可能性もありますので、オプションを付ける事で大きな値引きができるのであれば、完全なフルオプションで購入するのも一手です。
ただ短期売買が目的の場合、重要なのは納期が優先とも思いますので、オプションを付けて納期が長くなってしまうのであれば、デメリットとも言えます。
外装色やその他社外品
外装色に関しては、パール、もしくはブラックが安全色です。ただ、新型はブロンド色が選べますが、100万くらい高くなっています・・。旧30系アルファードも、赤やメタリック色もありましたが、逆に流通が少ない為か同じくらいの値段がちょっと高くなってるケースもありました。
基本パールかブラックが無難だと思いますが、ブロンド色で一発狙うのもありかもしれません。ただプロの転売目的の業者さんは相場データを見て今ブロンド色を注文しているかもしれません・・ 値段は市場が決めるので何とも言えませんが、もう好きな色で良いと思いますよ(笑)
社外品の場合でも、査定としてプラス評価にはもちろんなりますが、購入価格を上回る価値が付く事はまずありません。また、多くのアルファードは輸出されるのでETCは意味無いですが、ドラレコも当然買った金額を超える事はありませんが、多少プラスにはなると思いますので、付けたい方は付けた方が良いと思います。
業者オークション相場を眺めても、「ドラレコやETCがある車と無い車」で値段を比べても誤差の様な金額差なので、それがETCやドラレコの有無が原因で金額差があるのかどうかはプロでも解りません。付けたかったら付ける、程度の感覚で良いです。
そもそも新型アルファードは最初から十分な豪華装備が付いてますので、社外品にするものがあまり無いですよね。原則リセールには純正品が好まれる傾向が強いです。
過剰供給ではないのか?
アルファードは以前は金持ちが乗る様な車だったのですが、最近では街を歩けばどこでもアルファードが走っていますよね。
イキって調子に乗ってる人が乗る車の様なイメージがありましたが、最近はリセールが高い事に注目があつまり、既にお財布に優しい一家に一台みたいな車になってしまっています。短期売買をコンスタントに繰り返すと、売る前提で考えると軽自動車よりも経済的なのが笑えます。
以下は2022年、自販連が公表した新車販売台数のランキングです。
(2023年は車種別ランキングがサイトから見れなくなってました)
なんと年間60,000台も新車販売されています。
※ 一般社団法人 日本自動車販売協会連合会より引用
前年比は大幅に減っていますが、半導体不足により生産台数が間に合っていないため、逆に値段が高騰している要因にもなっています。2021年はなんと95,000台も販売されていました(2022年は、新車の注文停止が一定期間あった事が、大幅な販売台数低下の一番の要因でしょう)。
2023年も半導体不足と新型が発売されるまでの数か月間、旧型が販売停止になりましたので、53,086台でした。つまり、市場はアルファード不足とも言えます。
その証拠として、旧型の30系の相場も下がってないんですよね・・ 私自身もいつか相場は崩壊すると数年前くらいから思っていましたが、旧型30系アルファードの未使用車が、未だに新車価格を超えています。当然新型40系アルファードの相場は異常事態です・・
以下でも紹介しますが、新型アルファードのZグレードの未使用車(買った後にすぐに転売された100キロ以下くらいの車)が業者オークションで910万円台~1,320万円で落札されています(2024年1月)転売する人が出る訳だ・・。
供給過剰になるタイミングはいつかやってくるのか?と考えたりもするのですが、東南アジア諸国のGDPの右肩上がりは今後も継続するでしょうし、そもそも納期が長くてなかなか手に入りません、実際のところ杞憂の様に思います。当然時間の経過とともに下がるのは間違いないとは思いますが、30系ですら未だ新車価格を超える状態(未使用車)ですので、新型は長期間にわたって高リセールを維持すると思います。
ただ、旧30系アルファードの相場は、大幅に下がる可能性もありますので、乗ってる方は今のうちに売った方が良いかもしれません。たぶん・・
実際の業者オークション相場
2024年1月時点での新型アルファード、グレードごとの業者オークション相場を紹介します。
R5年式 未使用車 走行0キロ~100キロくらいまで
< ガソリンZ >
ブラック色 デジタルインナーミラー
995万円(税込み)
パール色 ムーンルーフ フルエアロ&マフラー ムーンルーフ
1,040万(税込み)
1,060万(税込み)
※ 同じオプションなのに多少値段が変わる事はあるある。というかオークションの出品票に細かいオプションを書いてくれないケースもあるので、高い方は他に何か別のオプションが付いてるのかもしれませんし、新型車の相場変動は大幅にズレる事があって読めませんので、謎の変動があります。
< ハイブリッドZ >
パール色 アドバンスドパーク(リモート機能) デジタルインナーミラー
910万円(税込み)
1,010万(税込み)(12月落札)
パール色 ムーンルーフ フルエアロ Fグリルカバー ステップ イルミブレード プロジェクションカラーイルミ ヘッドアップDSP
1,320万(税込み)
< エグゼクティブラウンジ >
ブラック色 モデリスタエアロ&マフラー デジタルインナーミラー
1,460万(税込み)
1,390万(税込み)
R5年式中古車 走行3000キロ~1万キロくらいまで(すべて税込み)
< ガソリンZ >
パール色 デジタルインナーミラー
810万円(税込み)
< ハイブリッドZ >
ブラック色 フルエアロ ムーンルーフ デジタルインナーミラー ヘッドアップディスプレイ
1000万円(税込み)
これだけ見ると、いかに未使用車の値段が高いかが解ります。転売したくなる人が大勢出てくるのはもう止められないですよね・・
ある程度走った状態の中古車になっても、新車価格以上の価値が付いているのが一目瞭然です・・ 今乗ってる人売っちゃえば?と思います・・
高リセールオプションのまとめ
やはり傾向として、ムーンルーフとエアロがリセールに大きく起因していると思います。あと何だかんだエグゼクティブラウンジも高いですね。
現段階の回答としては、オプションは多い程メリットが高そうです。そして、外装のオプションがかなり寄与していますね。外装色はパールがやたら多いので、黒かブロンド色の方が高い傾向があります。
そして、既に数千キロ走っている車でもおつりが出てしまう状況です。当然、相場は時間の経過とともに下がるのが必然です。ただ、アルファードの需要はパないので、長期的におつりが出てしまう現象は続く様に思っています。
新車を速攻で転売(即出し)していいの?
アルファードを新車で購入する時に、誓約書を書かされるケースが多いです。「1年間は転売しちゃメよ」というやつです。もし転売がバレた場合はそのディーラーさんとの取引は今後一切停止処分になってしまいます。
あとは皆さんのモラルの問題でしょうね。と言いつつ、業者オークションには多数の転売車両が落札されている現状がありますが・・
業者の友人の話
自分は今もほそぼそと中古車事業を行っていますので、知人に業界の人が何人かいます。仲良しの友人がトヨタの新車ディーラー系の人なんですが、「新車転売は絶対ダメ、速攻でバレる」という回答でした。
もう一人はトヨタディーラーから新車を卸してもらってた人なんですが「6カ月点検受けた後は速攻売って大丈夫だよ」との回答で、彼は転職した今も新車を自分で買って、ブルペンに控えている次の車が納車されたら、今乗ってるアルファードをすぐに売ってと、モラルに反した副業?をしています。
もう一人は、新車ディーラーさんに中古車輸出を教える仕事をしているのですが、「絶対ダメ」との事・・
「ええ~、じゃあ何でオークションには毎週沢山の未使用車が出品してんの?」って聞いても、知らん・・との事です。まあごくごく一部の業者さんがうまい事儲けてんでしょうねえ。。それか、一般ユーザーさんから未使用車を買取した買取店の出品でしょうかね。
私のお客さんの話
また、私のお客さんで新車の転売を繰り返している人が何人かいます。新車を買ったら乗らずにすぐに転売。凄い人はディーラーさんまで買取店に来てもらって、一切自分が乗らずにその場で買取業者に売っているという強者も居ます。私は車の相場を調べてあげる対価としてお小遣いを頂いているだけなので全然儲からないですが、彼曰くディーラーの営業マンの方は、営業数字が伸びるので協力してくれてるんだそうです・・
別のお客さんも、取引しているディーラーさんに「アルファードは誓約書要らない」って言われた人も何名かいらっしゃいます。羨ましい・・ 僕自身も本音は転売したいのですが、トヨタディーラーさんと仕事をしているのでできません・・
結論として、各新車ディーラーの方針や、営業マンの方と協力関係になるのが最も近道なのだと思います。自己責任で・・
ただ、営業マンと仲良くなったまた別のお客さんの話では、「あくまで現場判断なので、もしバレたら(メーカーに?)もう取引停止です」と言われた。との事です。また訳が解らなくなります・・
もしキビしめのディーラーさんだった場合でも、6カ月点検が終わった後や1年後に売ってもおつりが出る金額で売れると思います。銀行預金しているくらいなら、現金をアルファードに変えて、半年、1年乗らずに駐車場に保管しておくのもありですね(バッテリーが上がらない様にエンジンはたまに付けてね、あと自己責任で)。とにかく新型アルファードは有望株だと思います。
そしてまた不安になるのが盗難リスク・・考えたらキリ無いですね・・
ローンで買っても売れるのか?
結論 ⇒ 売れます
2通りの方法をお教えします。
お店でローンを組む場合(信販会社系ローン)
短期売買を前提で購入する場合は、残価設定ローンはありです。※注意点あり
ざっくりシンプルの説明に留めますが、
新車購入時にあらかじめ「売る時期と売却価格」を決めるローンになります。
例えば500万の車を、3年後に300万で売るというローン契約をします。そうすると200万のローンを組む事だけになります。残りの300万は、車を3年後に車屋さんに戻す事でチャラになります。500万の満額のローンを組むよりも月々の支払額&金利が安くなるというのがメリットになります。(ディーラーさんで残価設定ローンは申し込めます)
普通に利用すると残価設定ローンというのはかなり悪魔なローンなのですが、高リセールの車の短期売買を前提とする事オンリーで、めっちゃ良いローンに化けます。
どういう事かと言いますと、
信販会社系ローン(お店で普通に申し込む自動車ローン、残価設定ローン)は、車を売却する際に、「全額一括返済(例として500万)」をしなければ車を売る事は絶対にできません。
というのも、車検証の「所有者」が信販会社やディーラー名義になっているためです。いざ車を売ろうという時に、「500万のローンが残っているが、車の価値は400万だった」この場合、100万円を買取店に払って、初めて売却ができます。
反対に、「500万のローンが残っているが、車の価値は600万だった」この場合、100万円をゲットできます。
残っているローンの残債よりも車の価値が上回るのであれば、すでに完済済み扱いになるので、すぐに売却する事が可能なんです。そういう意味で、月々の支払額&金利が安くなる残価設定ローンを組めば、短期所有の間の金利と月々の支払額が最小限におさえられるのでお得だという事です。
お店で組む普通の信販会社系ローンの場合、売却時に元金だけでなく契約時の金利分(500万円の金利分)まで請求される契約だったりするケースもあるので要注意です。残価設定ローンも、売却時に3年後までの金利まで請求される契約である場合もあります。その点を契約時はしっかり確認してください。
銀行系ローンを組む
私は圧倒的にこれをおすすめします。アルファードを500万円でフルローンを組むとします。
デメリットは、500万満額のローンを組む必要があるので「月々の支払額&金利」がかかってきます。ですが、最大のメリットとして銀行ローンは車検証の「所有者」が自分の名義になる。ことです。「使用者」ではなく「所有者」が売却決定権者です)
「所有者」が、自分の名義になっていればローンの残りがあっても売る事が可能です。
という訳で、銀行ローンを組めば最初から自分の名義になるので、いつでも売る事ができるし、600万で売れた場合、そのうちの500万を完済すれば100万円手元に残るという事になります。
銀行ローンは手続きが多少面倒ですが、信販会社系のローンに比べて金利も安く(特に新車)、複数の銀行ローンと比較できる便利なサービスがあります。
クラウドローンは、複数の金融機関が参加しているサイトでして、1回の申し込みで最も金利の安い銀行で自動車ローンを組む事ができます。主に地方銀行がメインですが、地方銀行は、大手の都市銀行よりも少額融資に積極的で、金利もかなり安く抑えられますのでおすすめです。
※ 注意点
念のためですが、契約時には自分の名義「所有者が自分」になるかどうかをちゃんと聞きましょう。あと途中で一括返済した場合は元金だけの返済でOKなのかどうかも確認しましょう。
新車転売や短期売買のリスク
新車契約時の転売禁止の誓約書、相場が下がるかもしれない点(アルファードは可能性は低そう)、ローンで売却価格よりも残債が上回ってしまう可能性(アルファードは可能性低そう)は、上記で説明した通りです。
それ以外に、事故、盗難のリスクがあります。
私の友人は半年か1年くらい車に乗って売っての短期売買を繰り返していますが、子供が小さいときは車内を汚してしまったり、奥さんが車をぶつけないかヒヤヒヤしたり、他の車にぶつけられたりしないかどうかをいつも心配しています(笑) また、上で書いたように私のお客様の中には新車を買った瞬間にディーラーまで買取店に来てもらって売るという強者も居ますが、これができれば理想ですね。
または転売禁止の誓約書を書いて買った場合は、乗らないで半年か1年保管して未使用の状態で売る、あくまで投資目的としてアルファードを購入するという選択肢もありですね。
(アルファードは盗難確率はそこまで高くないですが、念のため最低限の防衛を考える必要もありますね)
もちろん短期売買で最も大切な事は、車をキレイな状態で保つ事です。ここは皆さま個々人で対策をして頂ければと思います。
アルファードの納期に関して
新型モデルは、上記で記載した通りまだまだ高額で取引されています。
納期をXのツイート等で確認すると、やはり相当な長期になるっぽいです。オプションがあると遅くなると思いますが、その辺は担当ディーラーさんの情報に頼るしかないですね。早ければ早い程良いとも思いますし、フルオプションで長期間待つってのもアリだし、悩ましいですね。
最高額で売らなければ意味が無い
こういう事を学んでも、アルファードの売却先や、今乗っている車を安く売ってしまっては全く意味がありません。私自身が元買取店だったので、高く売るためにはこのサービスを使え!というものがあります。
ここまで読んで頂いた方は、まさかディーラー下取り、中古車屋さんの下取り、買取店1社だけの査定、で売るとは思えませんが、とりあえず比較しないと高く売る事は不可能です。まあ皆さんには釈迦に説法でしょうかね。
世には数多くの車売却サービスがありますが、ぶっちゃけあまり良くない(高く売れない)売却サイトが多くありますので、よかったら以下のページでプロとして本当にオススメできる売却サイトを紹介しているので見てみて下さい。