元買取店店長のサトーです。

マニュアル車(MT車)って聞くだけで、

買取業者は、実はお金のにおいがします。

 

最近、マニュアル車はめっきり見なくなりました。

よほど車好きな人がマニュアルの車種を買うか、

スポーツタイプの車か、商用車くらいでしょうか。

ただ、

実はマニュアル車は、オートマ車よりも、

ずっと高く売れるんです。

 

だから、

あなたが想像する以上に価値がある可能性があり、

買取業者に売却する際、本来の価値よりも、

安く売ってしまう可能性を秘めた車でもあるので、気を付けましょう!

基本、買取や下取りっていうのは、

業者は安く仕入れてナンボなんです。

 

実際に僕が買取店にいたころ、

毎日毎日、一年中、お客さんから安く買う事だけ、それだけを考えていましたから・・

特にマニュアル車は危険です!

プロが高く売る方法を書きますので、しっかりと読んで下さい。

 

実際どれくらい値段が違うのか、マニュアル車とオートマ車の値段、相場を比べてみました。

 

 

スバルインプレッサ マニュアル車とオートマ車の相場比較

※ スマホなど、表は横にスクロールできます

車種 年式 シフト 相場
インプレッサ 平成26年式(2014年) マニュアル 187.6万円
インプレッサ 平成26年式(2014年) オートマ 41万円
インプレッサ 平成25年式(2013年) マニュアル 199.7万円
インプレッサ 平成25年式(2013年) オートマ 114万円
インプレッサ 平成24年式(2012年) マニュアル 202.9万円
インプレッサ 平成24年式(2012年) オートマ 82万円
インプレッサ 平成23年式(2011年) マニュアル 144.3万円
インプレッサ 平成23年式(2011年) オートマ 46万円
インプレッサ 平成22年式(2010年) マニュアル 108.9万円
インプレッサ 平成22年式(2010年) オートマ 41.9万円
インプレッサ 平成21年式(2009年) マニュアル 13.5万円
インプレッサ 平成21年式(2009年) オートマ 6.9万円
インプレッサ 平成20年式(2008年) マニュアル 無し
インプレッサ 平成20年式(2008年) オートマ 9万円
インプレッサ 平成19年式(2007年) マニュアル 54万円
インプレッサ 平成19年式(2007年) オートマ 3.8万円
インプレッサ 平成18年式(2006年) マニュアル 83.5万円
インプレッサ 平成18年式(2006年) オートマ 15.4万円
インプレッサ 平成17年式(2005年) マニュアル 61万円
インプレッサ 平成17年式(2005年) オートマ 17万円
インプレッサ 平成16年式(2004年) マニュアル 54.9万円
インプレッサ 平成16年式(2004年) オートマ 13.7万円
インプレッサ 平成15年式(2003年) マニュアル 55.3万円
インプレッサ 平成15年式(2003年) オートマ 12.5万円
インプレッサ 平成14年式(2002年) マニュアル 51.4万円
インプレッサ 平成14年式(2002年) オートマ 9.9万円
インプレッサ 平成13年式(2001年) マニュアル 29.6万円
インプレッサ 平成13年式(2001年) オートマ 5.8万円
インプレッサ 平成12年式(2000年) マニュアル 45.4万円
インプレッサ 平成12年式(2000年) オートマ 8.5万円

 

マニュアル車、めっちゃ高いですね!

【重要】金額の算出方法等についての説明

◆値段(相場)の算出方法

この相場は、実際の業者オークションで落札されて取引データを記載しました。

約500台分の落札結果から、各年式のマニュアル車、オートマ車それぞれの平均落札価格を記載しています。

私は、今でも業者オークションの会員になっていますので、それを記載しています。

以下の車も同様に調べています。

 

◆金額について

記載している金額は車両本体価格になり、消費税、リサイクル料金、月割り自動車税価格は含まれていません。

そのため落札した業者は、消費税、リサイクル料金、月割り自動車税価格を車両本体価格とは別でプラスして支払いをします。

例えば、100万円の落札だった場合、アバウトですが約110万円ほどの価格になります。

 

みなさんが車を売却する際には、買取店、ディーラー、中古車店などに車を売る事になると思いますが、

こういった場合でも、車両本体価格とは別に、消費税、リサイクル料、月割り自動車税をプラスして(含めて)買取、下取り金額が提示されることが業界の常識です。

なので、上手に頑張って売れば、記載している金額よりも高く売れたりもします。

 

◆落札金額と買取金額の違い

記載している金額は、上で書いた通り業者オークションの実際の相場を記載していますが、

これは、いわゆる一般の買取店やディーラーの下取りで査定された、買取価格ではありませんので注意してください。

決して、この金額で売れるというワケではありません。

 

すべての業者は、業者オークションの落札相場を基準にして買取価格を算出しています。

そして、この金額よりも、できる限り安く買うというのが、買取や下取りという仕事になります。

なので、みなさんが、

「自分の車はもうポンコツだし、10万円付けばまあうれしいかな。」

なんて思い込んでいると、

本当は100万円以上の相場が付いている車だったとしても、10万円程度で買取、下取りされてしまいます。

決して、良心的に100万円近くの金額提示をする会社なんてほぼ存在しませんので、売却する時は本当に気をつけて下さい。

 

実際の査定の現場では、お客さんと話をすすめながら、お客さんがいったいどのくらいの金額だと思い込んでいるのか、と相場感をさぐります。または様々な方法でお客さんの相場感を作り上げたりします。

何としても、なるべく安い金額で買うためにあらゆる手段を使います。

 

マニュアル車は思った以上に高く売れる場合が多いので、ボッタクられない様に注意が必要です。

高く売る方法を書いてますのでしっかりと読んで下さい。

 

インプレッサは、マニュアルとオートマ、両方ともに台数がとても多かったので取り上げました。

ただ、マニュアル車はグレードがすべてスポーツタイプのWRX STIなどになり、オートマ車は普通の乗用車タイプのグレードも含まれているので、かなり大幅に相場に差が出てしまいました。

 

それにしても、平成12年、13年、14年、などなどかなり古いものでも、マニュアルの場合は相当な金額が付いています。

とりあえず平成12年式までの相場しか掲載しませんでしたが、

さらに古い年式でも数十万円の値段が付いていました。

決して安売りしない様にしましょう!

 

トヨタ86 マニュアル車とオートマ車の相場比較

車種 年式 シフト 相場
トヨタ86 平成30年式(2018年) マニュアル 195.2万円
トヨタ86 平成30年式(2018年) オートマ 189.3万円
トヨタ86 平成29年式(2017年) マニュアル 191.8万円
トヨタ86 平成29年式(2017年) オートマ 183.1万円
トヨタ86 平成28年式(2016年) マニュアル 173.3万円
トヨタ86 平成28年式(2016年) オートマ 152.9万円
トヨタ86 平成27年式(2015年) マニュアル 151.6万円
トヨタ86 平成27年式(2015年) オートマ 133万円
トヨタ86 平成26年式(2014年) マニュアル 152.2万円
トヨタ86 平成26年式(2014年) オートマ 140.5万円
トヨタ86 平成25年式(2013年) マニュアル 129.5万円
トヨタ86 平成25年式(2013年) オートマ 108.2万円
トヨタ86 平成24年式(2012年) マニュアル 122.1万円
トヨタ86 平成24年式(2012年) オートマ 105.5万円

 

知っている方も多いと思いますが、

トヨタ86は、スバルBZRとまったく同じ車なので、今回は86の相場のみ掲載しています。

実際の相場を見ましたが、BZRと金額はまったく一緒でしたので、この相場を参考にして頂ければと思います。

 

86の場合は、マニュアル車、オートマ車で、そこまで大きくは差がありませんが、やはりマニュアルの方が高いのが良くわかります。

86、BZRともに平成24年が発売された年なので比較的新しい車ですが、マニュアル車の場合の多くは、古くなれば古くなるほどオートマ車との価格に差が出てくる傾向があります。

 

その他、スポーツカーは色々とありますが、

あまりに記事が長くなり過ぎてしまうかと思いましたので、実際の例として上記の車種をピックアップしました。

どの車種も、マニュアル車はやっぱり相場が高い傾向です。

 

普通車のマニュアル車の相場

主に、上ではスポーツカーメインで相場を記載しましたが、マニュアル車の比率、オートマ車の比率が比べられるくらいの台数があったのでメインで記載しました。

ただ、一般の乗用車になりますと、圧倒的にオートマ車が多いんですよね・・

平均値を出そうにも出せず、という状況でしたので、具体的な金額は明記できませんでした。

ただ一つ言えるのは、スポーツカーほどではないにしろ、やはり一般の乗用車であってもマニュアルの場合はオートマよりも相場が高い傾向にあり、高く売れる車種であるという事です。

 

商用車のマニュアル車の相場

トラックや軽トラック、バン、などはオートマ、マニュアル、両方多くあります。

こういった商用車の場合は、古かったりしても、オートマ車だとしてもけっこう値段が付く事が多く、

上で書いたスポーツカーの様に、マニュアル車が飛びぬけて高い、というワケでは無いです。

そもそも中古トラックなどの商用車は、世界的な需要があるので全体的に高いです。

 

年式が古かったり、走行距離が多かったり、ボロボロだったりと、

商用車の中古車ってそんな車が多くありますが、

マニュアル、オートマ車に限らずに高い相場で売れる傾向が乗用車よりもかなり高いです。

 

なぜマニュアル車は高く売れるのか?

マニュアル車が高く売れる理由は、

実は、海外でとても人気があるからなんです。

日本から1年間で、

なんと100万台以上の中古車が、海外へ輸出されています。

 

廃車になる車も部品やパーツが高値で取引されており、

それらの解体された部品も輸出されています。

部品にバラされた車を、1台の車としてあえてカウントするとすれば、

1年間で200万台ほどが海外輸出されていると言われています。

 

日本車は、世界では宝物として扱われています。

新しい車はもちろん、

10万キロ、20万キロ走った車、

10年、20年前の車、

あらゆる車が、海外へ輸出されています。

 

海外は、自動車を生産していない国がほとんどです。

なので日本などから輸入するしかないため、

日本の業者が買う以上の高い相場で買うんです。

 

新しい車だけでなく、

10万キロ、20万キロ走った車や、古い車などの、

日本人が見向きもしない車にまで、

非常におおせいな海外需要があります。

 

海外では、走行距離100万キロくらいまで乗り続けます。

または、30年、40年くらい使います。

つまり、本当に壊れるまで、使い切ります。

 

日本人が、いわゆる廃車だと思っている車も、

非常に高値で取引されているのが、

日本の中古車です。

本当に、海外の人から見ると、宝物なんです。日本の中古車は。

 

日本には、業者オークション会場というものが存在します。

さっき相場を調べたところです。

 

実は、日本の車の買取店や、新車ディーラー、中古車屋さんが買取、下取りした車は、

お店の在庫として売るものもありますが、

多くの割合が、この業者オークションへ出品されています。

 

業者オークションに出品する理由は、

・あまり扱いに慣れていない車なので、一般のお客さんに売らないでオークションに出品する場合

・すぐに現金化したいので出品する場合

・海外バイヤーに売ったほうが高く売れる場合

だいたいこんな感じです。

 

で、マニュアル車の場合は、

海外バイヤーに売ったほうが高く売れる場合

の傾向がとても高いため、

オートマ車よりも相場が高い大きな理由の一つなんです。

 

USSっていう会社聞いたことありますか?

無い方がほとんどと思います。

日本の車屋さんにとっては、電気ガス水道と同じくらい重要な会社です。

東証一部上場している、中古車の業者オークションを運営している会社です。

むちゃくちゃ有名というか、

業者にとっては空気の様に必要な存在です。

 

ここに行くと、ビックリすると思いますが、

外国人バイヤーがたくさん来ています。

食堂に行くと、外国人向けのメニューまで用意されています。

日本に来ているバイヤーだけでなく、

今はネットを利用し、海外からガンガン入札されています。

 

その中でも、人気のある車があります。

その中の一つが、

マニュアル車なんです。

 

海外では、見た目、便利さ、楽さよりも、

最も重要視されるのが、耐久性や修理のしやすさです。

マニュアル車は、オートマ車やCVT車に比べて、

その点が断然メリットが高いんです。

100万キロくらいまで、とにかく壊れるまで乗り続けますから、

車の最大の要素である 走る事 これが最も重要な事なんです。

 

そのため、マニュアル車は、

ものによってはオートマ車の数倍の値段で取引されています。

日本のスポーツカーなんかは、

発展途上国だけでなく、

欧米諸国でもめちゃめちゃ人気で、

やはり、マニュアル車に人気が集中します。

 

私が買取店をしていた頃、

マニュアル車に乗っているお客様が来ますと、

「需要が少ないので、なかなか良い値段お出しできないかもしれませんが、がんばってお値段出します!」

とかなんとか言って、安い金額で買うんです。

ごめんなさい。。

そして、例えば10万円程度で買った車を、

すぐに業者オークションへ出品します。

 

すると。。

なんと、100万円くらいで売れたり、

こんな事が、けっこうあります。

これは、海外バイヤーが落札したという事です。

 

よく、考えてみると、

大手買取店って、昔、無かったですよね?

実は1990年後半くらいに出てきた商売なんです。

 

なんで大きな会社に短期間でなれたのかと言うと、

海外バイヤーが買いやすい環境が整った時期と言えます。

ネットが普及したことにより、

入札自体が簡単になり、いちいち会場まで足を運ばなくても、

世界中のネット上で車が落札できるようになったためです。

 

海外からたくさんの入札が入れば、

今までポンコツ扱いされていた車はもちろん、

日本中の中古車の相場が昔より大幅に高くなりました。

 

なので、

日本人が、あんまり値段が付かないだろうな。。

そう思っている車が、

実は海外では非常に高く取引されているという事です。

買取や、下取りなんていう仕事は、

そういう車を、安く買って、高く売るんです。

 

つまり、利益がたくさん出たから、

短期間で大手買取店がたくさんできたわけです。

大手っていうのは、

単純に利益がたくさん出てるから大手になったんです。

冷静に考えてみると当たり前です。

商売は、安く買って高く売る事ですから、

この原則に反している商売は、この世に存在しません。

 

高価買取!

どこよりも高く買う!

これは、すべて客寄せのキャッチフレーズです。

 

マニュアル車は、実際は価値があるにもかかわらず、

安く買い叩かれる危険性のある車なので、

注意してください。

 

プロが教える どうやって高く売れば良いのか?

私が買取店の店長だった時に、限界の金額を出さざるを得ない売り方があります。

とにかく、大切な事はたった一つ

業者のぎりぎり限界の金額を提示してもらう事

それが重要だという事です。

次ページで説明していきます!

車を【最高額で買取査定してもらう】根本的解決方法は?

 

 

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