元買取店店長のサトーです。
車の下取りや買取って、
ハッキリ言って、
ボッタクってなんぼの商売です。
みなさんは、めっちゃ低い金額で売ってることが多いです!
みなさんが車を売る時に検索しそうな、
googleやyahooで、
「車買取」
「車下取り」
「プリウス 高く買取する業者」
「東京 高く買取する業者」
なんていうキーワードを検索して、
色々なサイトを見ると、
・ぜんっぜん業界の事を知らない人が書いてるサイトばっかりだったり、
・買取店などの業者が自分の都合の良い様に書いてあるサイトだったり、
・車の一括査定サイトに誘導するサイトだったり、
・車の一括査定サイトの運営母体だったり、
とにかく、こういった車買取、車下取り、なんていうキーワードで、
上位表示させるお金や技術を持ってるサイトばっかり上に出てきます。
プロが、車を本当に高く、
さらに、ラクにかんたんに、
業者が提示できる限界の最高金額で売却する方法はこれだ!
っていうのを書きます。
みなさん、車を売却する時、どうしてますか?
はい、日本で一番多くの方が、
新車販売ディーラーや中古車店への「下取り」
これが一番多いんです。
次に、買取専門店などに売却する「買取」
が来ます。
結論から言うと、買取と下取り、
どっちが良いの?
かと言うと、
どっちもぜんぜんダメです。
というのは、下取りとか買取どっちが良いとかそういう問題ではなくて、
下取りも買取も、
安ーく買い叩かれてしまうことがめっちゃ多いです。
なんで、買取も下取りもどっちもダメなのか?
なんで、安く買い叩かれてしまうのか?
ここで、まずは買取と下取りの違いを知っておきましょう。
「買取」とは、単に、とある店に車を売却する事を言います。
「下取り」とは、次の車を購入する店に、車を売却する事を言います。
単に、それだけの違いです。
具体的に言うと、
買取専門店に車を売却することが「買取」では無いです。
買取専門店でも車を販売していますので、そこで車を買って、
今乗っている車をそこに売却すれば、「下取り」となります。
逆に、新車ディーラーでは結局新車を買わずに、
今乗っている車を売却だけお願いした場合は、
これは「下取り」ではなく、「買取」になります。
町の中古車屋さんに単に車を売却した場合も、「買取」と言います。
町の中古車屋さんで次の車を購入して、
そのお店に今乗っている車を売却した場合は、「下取り」と言います。
本当、単なる言葉の違いで、
それ以外には全く何の意味もありません。
下取りよりも買取が高い!
というのをよく耳にしますが、
これは、買取専門店が世の中に出てきたときに、
買取専門店にとって都合が良いフレーズなので、
その時に使われた広告のキャッチフレーズであって、
実際は、「買取」も「下取り」どっちもどっちであることが真実です。
これには、歴史的な背景があります。
しっかり高く売却するためにも、
歴史をひもといて、深く理解したほうが良いですよ。
1980年代くらいまでは、
車の買取専門店って、存在しませんでした。
じゃあ、一般の人が車を売却する時って
どうしていたのかと言うと、
やはり多くが新車ディーラーへ「下取り」をしていました。
新車ディーラーは、高度経済成長期に乗っかり、
さらに1980年代はバブルの真っ盛りです。
しかも、若者は車を買う事をステータスだと思っていた時代です。
若い人たちはこぞって車を購入していましたし、
お金を持っている大人もどんどん新しい車を購入していました。
新車を発売すれば、バカバカ売れていきます。
中古車もたくさん売れていました。
車がどんどん売れていくと同時に、
お客さんは、今乗っている車をどこかに売却する必要がありますが、
当時は、車を売却するところなんてほぼありません。
なので、新車を購入する新車ディーラーや、
町の中古車屋さんへ下取りをお願いします。
下取りした車も、もちろん中古車としての価値があるのですが、
新車がアホみたいに売れるし、
質の良い中古車もたくさん売れるし、
なので、
下取り車なんて、入ってきても入ってこなくても、
どうでも良いものだったんです。
お客さんは、今まで乗っていた車は必要ないので、
どこかに売るか、引き取ってももらわないといけません。
そこで、新車ディーラーは、
しょーがないから引き取ってあげるよ。的な感じで、
下取りをしていました。
そして、引き取った下取り車は、
お店から離れた、だだっ広い広場にギュウギュウに
保管されていました。
そういった中古車はどうされるかと言うと、
もうかなり古い車は解体屋さんが引き取って行きます。
まだ、中古車として価値がありそうな車は、
当時の中古車販売店が買い付けに来ていました。
その買い付け方はもう本当にどんぶり勘定もいいところです。
「ここの右から左まで50台ほど、1000万円で買いますよー」
って中古車店が言えば、
新車ディーラーは、
「1000万ね、ありがとう、どうぞー」
ってな具合です。
その当時の中古車販売店は、
いっきに50台を、まともに車の状態などの査定なんかしないで、
どばー!!っと買っていました。
そして、店頭で中古車を並べて売るわけです。
テキトーに1000万円で仕入れた50台の中には、
あまり価値が無いものや、
100万円くらい価値があるものまで沢山あります。
新車ディーラーとしては、
価値がある車があったとしても、
本当に価値が無い車も混ざっているので、
とにかく、ジャマな在庫をドバドバーって買ってくれる
中古車販売店に売るのがラクだったんです。
中古車販売店は、1000万で仕入れた50台の中で、
価値のある車だけをお店に並べて、売ります。
そうすると、新車よりも安い中古車に、
消費者は飛びつきます。
で、総額2000万円とかで売却すれば、
1000万円の利益がかんたんに出ます。
実際は、もっと利益が出ていたそうですが、
ざっくりいうと、本当にこんなドル箱の様な商売が、
新車ディーラー、中古車店で行われていました。
これ、昔から中古車販売店を経営している社長さんに聞くと、
「昔はアホみたいに稼げてたよー」
ってみんながみんな口にします。
数億円、数十億円の資産を築いた中古車店の社長さんは
当時ごろごろいたそうです。
ってか、何でそんなにお客さんも安く車売っちゃうかなー?
って、現代の人なら思いますよね?
いやいや、当時は本当に車の売却先って無かったんです。
というよりも、
中古車を適正な価格や、適正相場で買える業者が、
そもそも存在していなかった。という言い方が正しいです。
というのは、
当時は、例えば、今でいう中古車の価値として、
100万円の相場がある車があったとします。
100万円の相場がある車であれば、
80万円で買取、下取りすれば、単純に、
100万円 - 80万円 = 20万円
なので、20万円の利益が出ますよね?
でも、当時はそんな正確な相場は無かったんです。
当時は、
確かに、100万円くらいで売れる車ではあるけれども、
買う人が居なければ、まったく売れません。
80万円に値下げしても、まったく売れない事もあります。
これ、当時は中古車相場が安定していなかったんです。
また、中古車の相場が、現代に比べると、
かなり低かったこともあります。
(これらの理由は後ほど説明していきますが、当時は相場が安定しておらず、不安定だったんです)
なので、新車ディーラーや中古車店も、
本当は100万円くらいの相場がある車だったとしても、
50万円くらいしか下取り金額を付けませんでした。
だって、リスクを負って高く下取りする意味ないですから。
どんどん新車も良い中古車も売れるし、
下取り車もどんどん入ってくるし、
リスクを取って、
なるべく高く買取、下取りする意味なんて無いですよね。
下取り車なんていうのは、
当時は、車を販売するおまけ程度だったんです。
そこで、時代が急速に変わってきます。
相場がどんどん安定していきます。
要因は、2つありました。
1つは、
・ 業者オークションが出来たこと
2つは、
・ インターネットの出現です
新車ディーラーは、
どんどん下取り車が入ってくるので、
この売り先をどうするかで困っていました。
そこで、
業者オークション会場というものを作ります。
トヨタだったら、
トヨタオートオークション(TAA)
日産だったら、
日産オートオークション(NAA)
ホンダだったら、
ホンダオートオークション(HAA)
それ以外にも、民間の企業が、
業者オークション会場を作っていきます。
今では、最大手の業者オークションとして、
USS(ユーエスエス)というのが有名ですが、
(一般の人は今でもまず知らないとは思いますが、業者オークションの最大手で、東証一部上場の大企業です)
こういったオークション会場が、
日本の各地に業者専用オークションとして、
次々にできてきました。
業者オークションが各地でどんどんできてくると、
新規で中古車販売店を起業する人たちが沢山出てきました。
1980年代ころから、急速にでき始めます。
このころから、中古車の相場の精度が上がってきます。
不安定だった中古車相場が、かなり安定してきたんです。
そして、現代の中古車相場の精度を格段と上げ、
かつ、中古車の価値をグンと高める革命が起きました。
・ インターネットの登場です
まず、インターネットの登場で何が変わったのか。
便利になりたくさんの車の中から、
かんたんに欲しい車を選べるようになり、
多くの業者が参加してきました。
それによって、相場が安定しました。
でも、中古車の価値をグンと上げる出来事が同時におきました。
最大のポイントと言うと、
海外からのバイヤーが買い付けに来る環境が整った
という事です。
全国にある主要な業者オークション会場は、
一斉にインターネット入札をスタートします。
そこで、海外のバイヤーが、
日本に来ているバイヤーだけでなく、世界中から、
どどどどーっと日本の中古車を買い付けに来ます。
・日本で業者オークション会場が沢山出来たこと
・インターネットで海外から入札ができる事
この2つの要因が整ったことで、
海外バイヤーがどんどん日本の業者オークションの会員になり、
バカバカ中古車を購入していくんです。
そこで、出品する側よりも、
買い付けに来る人が、日本人だけではなく、
海外バイヤーもわんさか買い付けに来るために、
業者オークションの相場は非常に安定し、
精度の高いものになっていきます。
以前は、100万円の相場があるかなーと思っていた車は、
60万円だったり、120万円だったり、
もう相場を読むことさえできなかったんですが、
こういった環境が整ったことにより、
100万円の相場があるかなーっと思った車は、
98万円~102円前後
くらいのかなりのドンピシャな読みが、
誰でもできるくらいに精度が高まりました。
1990年代後半くらいには、ほぼこういった環境が整いました。
そこで新車ディーラーはどうしたのかと言うと、
なんだかんだ、新車は売れるんです。
なので、「下取り車」に関しては、
一生懸命 下取り車に金額をつけて、なんとしても契約してやろう!
という感じはぜんぜんなく、
そこまで力を入れてませんでした。
例えば、100万円の価値がある車だったとしても、
60万円、70万円という
あくまで確実に安全に利益がでる金額提示をしていました。
(ちなみに、昨今でさえも、新車ディーラーは危機感をそこまで感じず、下取りにそこまで力を入れている会社はあまり見かけません、ネット上では書けませんが、新車販売の利益を知っていますが、けっこうすごいんですよね)
そして、
ここに目を付けたのが、買取専門店です。
日本で一番最初に買取店を作ったのは、
アップル という買取専門店ですが、
いっきに全国展開をしてきたガリバーに軍配が上がりました。
買取専門店って、今ではよく聞く言葉でしたが、
1990年代当時は、画期的な言葉でした。
買取専門店は、単に「買取」ではお客さんに、
何で高く買えるの??
と思われてしまうため、
そこで、「買取」が有利である証明が必要でした。
そこで使われたのが、
「下取り」よりも高く買える!「買取!」
という言葉で全国に認知度を広める活動をいっきにしました。
ガリバーを筆頭に、アップル、カーセブン、ラビット、カーチス、ビッグモーター、ユーポス、ティーバイティーガレージ、などなどが大手と呼ばれるくらいまで大きくなり、今では街を走れば、どこにでも「高価買取!」なんて看板を見かけるようになりました。
新車ディーラーにとってみれば、
「下取り」は単なるまだおまけ程度だったので、
本来100万円前後の相場で取引される中古車でも、
60万円、70万円で下取りをしていました。
ただ、上で書いたように、
相場の精度が非常に高くなり、
そこを買取専門店がビジネスの勝機と思い利用します。
100万円前後の車を、90万円で買っても、
業者オークションに売却すれば、
100万円前後で落札される、という確証があるので、
「新車ディーラーよりも、高く買取します!」
というキャッチフレーズで、広告宣伝を行います。
そういった背景のもと、
買取専門店は、今では株式上場するほどの大企業まで発展しています。
整理すると、
・昔は、「下取り」の相場が不安定だった
・業者オークションとインターネットの登場で海外バイヤーも参加してきて、相場がとても安定してきた
・相場が安定しても、新車ディーラーの「下取り」の価格は低い
・買取専門店がさらに高く買う
と、こういう流れです。
じゃあ、新車ディーラーの下取りよりも、
買取の方が高く売れるんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、
そこがまったく違います。
最初で書きましたが、
「下取り」も、「買取」もどっちもダメです。
高く売れません。
これ、どういう事かと言うと、
仮に、新車ディーラーが、
本来100万円の相場がある車に対して、
70万円を提示したとします。
買取店は、90万円、95万円を提示すると思いますか?
そう思った方がいらしたら、
どんだけお金持ちか、
どんだけ無知か、
どんだけいい人か、
でしょうね~
よーく考えてください。
買取専門店だって、利益を追求しています。
新車ディーラーに、70万円って提示された人が査定に来ました。
そうすると、
できるだけ安く買おうとします。
いくらで提示すると思いますか?
80万円? 85万円?
いやいや、実際のところは、
71万円、72万円、とかで買おうとします。
お客さんも、
「えー、たったの、1万、2万程度の上乗せかあ」
と思うかもしれませんが、
それでも、1万、2万高ければ、
買取専門店に売却しますよね?
え? めんどうだからそんな程度じゃ売らない?
そうですよね、そういう人も居ますよね。
そこで、買取専門店の営業マンは、
こういう人ならではの営業トークを使います。
「そうですよねー、仮に、80万だったらどうですか?」
なんてことを言われます。
(実際は、もっと自然な流れで話しますので、こんなあからさまにどんどん商談はしません、あくまで自然な流れで80万円に持っていきます)
で、新車ディーラーで70万円って言われた車が、
80万円だったらどうですか?
あなたは、本来の価値である100万円を知りません。
なので、80万円で売却される方は多いのではないでしょうか?
実際僕が買取店店長をやっていた時、
ほとんどの方は売却してしまっていました。
話は、一番最初に戻りますが、
下取りよりも、買取の方が高いのか?
これは完全にNGだと言ったのは、
結局は商売なんですから、
とことん、可能な限り、安く買いたい!
これが商売です。
今は、新車ディーラーさんだって、
昔よりは全然高く下取り車を買います。
しかも、可能な限り、安く。
下取りが入ってきたら利益になるので、欲しいのは正直なところですが、
買取専門店ほどにはめちゃめちゃ交渉したりはしません。
赤字が絶対にでない、安全な金額で提示します。
なので、いまだにディーラー下取りの提示額は低い事が多いです。
とにかく、新車ディーラーであろうが、
買取専門店であろうが、
町の中古車屋さんであろうが、
輸出業者であろうが、
根本は、安く買取、下取りしたいんです。
だから、買取であろうが、
下取りであろうが、
業者である以上、商売なんですから、
可能な限り安く買う事がすべてなんです。
とにかく、今の時代は仕入れが欲しいんです。
今の時代は、中古車を販売するときに、
有名なサイトだと、
グーネット、とかカーセンサーネットなどの
中古車検索サイトを利用する人がとても多いのは知っていると思います。
こういった中古車検索サイトをお客様が見ると、
もう、値段がもろバレですよね?
同じ年式、同じ車種を安い順番に並べ替えたりできます。
昔は、こういった便利な値段を比較できるようなものってあまりありませんでした。
なので、昔は中古車を高く売却できたんです。
そして、下取り車もたくさん入ってくるし、
しかも、安く仕入れられるし、簡単に儲けが出たんです。
でも今は、高く売れないんです。
だから、安く仕入れる事が、会社を存続させるために、
一番大事な仕事になります。
さらに追い打ちをかけているのが、
海外バイヤーがバカスカ中古車を買い付けに来ます。
これによって、中古車の相場も高くなるので、
国内のお客さんでは値段が届かない相場につり上がり、
結果、仕入れをさらに苦しくさせているのが現在です。
なので、とにかく今の中古車業界は、
安く買う事以外に、会社が成功する道が無いんです
新車ディーラーも、中古車販売をするようになりましたし、
買取専門店なんかも、中古車販売バンバンしています。
最大手のガリバーやビッグモーターなんかは、
買取のイメージが強いですが、
この2社で、中古車販売台数日本一を競っている状況です。
それくらい、買取や下取り、っていうのは貴重なんです。
この世のビジネスをしている会社で、
仕入れを高く買いたいなんていう会社はあるでしょうか?
仕入れは、安ければ安いほど良いですよね。
どの会社も、大げさな表現では一切なく、
極力安く買う事に、命をかけています
僕が買取店にいたころの実体験です。
営業マンの成績は、買取台数なんかいっさい見ません。
すべて、利益しかみません!
月に、買取台数が20台で200万円の利益を出している
営業マンよりも、
月に、買取台数が10台で300万円の利益を出している
営業マンの方が、
評価されます。
営業マンの評価は、利益だけです。
人柄とか、がんばっているとか、そんなもんすべて無視されます。
利益しか見ません。
つまり、お客さんから、
安く買い叩けば買い叩くだけ、
社員は評価されていき、どんどん出世していきます。
お客さんから安く買う事に罪悪感を感じたり、
ダマしている、なんていう善人な社員は、
どんどん成績が落ちて行って、
心を病んでいく社員をたくさん見てきました。
逆に、利益をどんどん出す営業マンは、
どんどん出世をしていきます。
利益を追求するしかない世界なので、
これに善も悪も無くて、
単に、競争している業界なので、
そうするしかないんです。
そこで、一番被害を受けるのは、
はい、みなさんです。消費者です。
安く、買い叩かれちゃってるんです。
実は、僕はこういった業界に嫌気がさして、
本当に限界金額で高く買取をしよう!
と思い立って、
銀行に借り入れをして買取専門店を作ったんです。
でも、3年でその野望は打ち砕かれました。
結局は利益が少なく、廃業して、
大きな借金が残りました。
結論として、今の現状では、
安く仕入れる事が、どれほど重要な事か
というのを痛感しています。
しかも、すっごい恐ろしいのが、
すごい古い車だったり、走行距離も多かったり、
ボロボロだったり、
いわゆる、ポンコツ車が、
100万円以上の値段が付くなんてことが多くある事です。
これは、海外バイヤーの入札のすごさです。
業者オークションに行くととてもおどろきますが、
外国人バイヤーだらけです。
食堂は、会員はたいてい無料で提供されているのですが、
外国人専用メニューまであります。
発展途上国では、自動車の生産なんてそもそもしていないから、
車は、海外からの中古車の輸入に頼る事がとても多いです。
さらに、日本の中古車は、品質はぴか一だし、
キレイに乗るし、車検制度もあってよく整備されているし、
(海外に行くと、運転めっちゃ荒いし、車検制度も無いし)
しかも日本人は、
たった10年古くなったり、
たった10万キロ程度で、
廃車
だと思い込んでる国民です。
海外に行くとびっくりしますが、
車は30年くらい使いますし、
100万キロくらい乗ります。
つか、壊れて直して、壊れて直して、
それでもどうしようもなければ捨てられます。
日本だって、タクシーの走行メーター見て下さい。
走行距離50万キロ以上なんて普通です。
実際車って、そのくらい余裕で走るんですよね。
世界中で、異常なぜいたくな車の価値観を持っているのが日本です。
アメリカやヨーロッパの先進国でさえ、
10年、10万キロ程度で廃車だと思っている国は無いです。
車に関して、とてもぜいたくで、
異常な価値観を持っているのが、日本です。
海外バイヤーにとっては、日本人が思う程度の古さ、走行距離なんて、
まだまだぴんぴん走れる状態の良い車なんです。
そのため、
業者オークションの落札を見ていると、
おどろくべきことが毎日何度も起こります。
日本人がもうポンコツ だと思っている車が、
0円だったり、引き取り料金を取られるような車が、
数十万円だったり、
100万円以上だったり、
すごい数が落札されていきます。
これ、ほとんどが海外バイヤーが落札していきます。
「まさか、自分の車がそんな価値はもうないだろう」
「せめて10万円でもつけばよいかな」
なーんて思っている車が、
なんと、100万円以上の価値がある!
ってことがあるのが、日本人が売却する本来の価値だったりします。
そういう価値観を持っていると、
本当に安く買い叩かれてしまいますよ。
現代の中古車相場は、
海外相場の影響が非常に強いです。
海外相場なんて、
一般の人では知るはずもありません。
海外相場を知らない事を利用して、
安く買い叩いて、会社を大きくしている業者が沢山います。
買取専門店なんて、存在していなかったのに、
ここ最近で大企業までなったのは、
この海外相場があったことは最大の要因の一つであることは間違いないです。
また、ポンコツ車以外にも、
まだまだ新しい中古車が日本人が想像する以上の金額で売れています。
たとえば、新車の値段を超える中古車もあります。
え? 新車よりも中古車の方が高いの?
あり得ないでしょ??
と思うかもしれませんが、
実は海外の国々の中で、
新車を輸入することが禁止されている国があるんです。
でも、中古車の輸入はOKという国です。
しかも自動車の生産はできないので、輸入に頼るしかありません。
そういう国が輸入する車の場合、
日本人が買う新車販売価格よりも、中古車の方が高くなる。
という現象までおこっています。
こういう事をしらないと、
本当に安くボッタクられてしまいます。
なので、
買取、下取り、
どっちが高いとかどうでもいい事で、
大切なのは、
日本の相場、海外相場も加味した、
業者が出せる限界金額で売る事が重要です。
それが高く売れた。
という事です。
とにかく、高く売る事、最高額で売る事、
これができればすべてOKです。
次ページで具体的に説明していきます!
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サトー店長 様、はじめまして。サトー店長 様自身高値買い取りはして頂く事は、出来ますでしょうか?お忙しい中大変恐縮では御座いますが、お返事をお待ち申しあげて折ります。かしこ
サイト運営者のサトーです。
ご連絡有難う御座います!
迷惑メールだらけでうもれてしまっておりました。。
返信遅くなり申し訳御座いません。
只今買取店は本業ではありませんでして、
積極的に事業運営できておりません。
せっかくなのに申し訳ありません。