下回り足回りがサビ(錆び)た車や塩害車でも高く売れる!廃車にしないで!錆びたり腐食した車の買取査定

元買取店店長のサトーです。

海沿いはとても多いですが、雪の降る地方では、

融雪剤や、凍結防止剤の塩害の影響で、

だんだんと車の下回りが錆びてきてしまいます。

 

下回りが錆びた車は、

安く買い叩かれてしまう危険性の高い車です!

高く売れるので、しっかりこの際勉強しましょう。

 

そういう車でも、高く売れます。

実は、日本人が売却する車のうち、半分近くの台数が、

海外へ輸出されているんです。

たった一週間だけで、数万台が船積みされています。

とてつもない、海外需要があるんです。

 

様々な車が輸出されています。

・ ほぼ新車同様のピカピカの車

・ ごくフツーの乗用車

・ 走行距離が10万、20万、30万キロ以上の車

・ 10年、20年以上古い車

・ 高級車

・ スポーツカー

ほぼ、どんな車も対象になるほど輸出されています。

 

もう本当にボロッボロの車でも、

部品にばらして、

コンテナにギュウギュウにして輸出されます。

だから、しっかり値段が付きます。

 

日本には、

業者オークション会場があるのですが、

そこに行くとビックリしますよ。

大型のショッピングモールの様な敷地と建物があり、

すごい台数の中古車が毎週出品、落札されており、

外国人だらけです。

食堂に行くと、外国人用のメニューがずらり。

 

そしてインターネットを介して、

日本に来ている外国人バイヤーだけでなく、

リアルタイムで世界中のバイヤーが、

現地から日本の中古車をワンクリックで落札し、

セリに参加しているんです。

 

驚くほど高く値段がはね上がる車があります。

10年以上古いとか、

10万、20万キロ以上走っている車とか、

もちろんさらに下回りも錆びている車とか、

車種によっては、100万円以上の

値段が付いている車が、ゴロゴロあります。

まさか、え? こんな普通の車が、嘘でしょ?

というケースも良く見かけます。

 

海外では、

車を30年くらいは使います。

100万キロくらいまで乗ります。

 

世界の視点でみると、

日本人は、特別に異常な国です。

たった10万キロ、たった10年とかで、

廃車 だと思い込んでいる、

世界で唯一の珍しい価値観を持っている国です。

 

さらに、車検制度があり、

しっかり整備点検がされていたり、

少しこすったりした程度や、

多少の故障でもすぐに修理するお国柄ですし、

運転も非常におだやかに乗ります。

海外行った方はわかると思いますが、

運転めちゃめちゃ荒いです。

 

なので、世界的視点で見ると、

日本の中古車って、すっごい良質なんです。

・ たった10万キロ、10年位古いので買換えかな、とか、

・ ちょっと故障したからもう寿命かな、とか、

こんな理由で、すぐに買い替えをするため、

外国人から見ると、

とても品質が良く、まだまだ乗れる状態の

とても良い車ばかりなんです。

 

そういう車を、

世界中のバイヤーがバンバン落札します。

そりゃあ高く値段がつくはずです。

 

それぞれの国には、

中古車を自国に持ち込む際に、

規制があります。

例えば、

10年古い車だけ輸入OKとか、

それ以外は、税金が高くなるとか、

この車体番号はOKとか、

排気量で税金が変わるとか、

本当、色々な規制があります。

 

え? と思うくらい高く落札されている車は、

そういった色々な国に輸入する時の規制や、

税金を安くできるような点をクリアした車が、

高く落札されています。

 

本当にびっくりするのは、

新車の輸入が禁止な国なんかは、

新車よりも、中古車の方が

高く値段がつくある車もあります。

 

錆びている、

腐食している車でももちろん高く売れます。

こういった車は、

輸出する前に、規制に引っかかります。

錆びているので、輸出前検査がある国の場合、

錆び検査があるんです。

 

この検査を突破するためには、

厳しい検査をクリアしなければならない。

かと言うと、

ぜんっぜん厳しくなくて、

 

実は、下回りに黒い特殊なスプレーを、

シューっとやるだけです・・

それで、検査合格・・なんです。

なので、あまり気にしないでください。

 

なぜ、安く買い叩かれる危険性があるのか?

あなたが、買取店の店長だったと思って下さい。

想像してください。

 

あなたは、毎日本社から、

利益を出せと、すっごい圧力がかかっています。

実は、車買取業界の多くは、

ダメな営業マンは、本当、ゴミの様に扱われます。

利益をしっかり出さないと、

クズ同然、という扱いです・・

 

そういう状況下で、

下回りも錆びてて、古いし、走行距離も多い、

いわゆるポンコツ車に乗った

お客さんがやってきました。

 

そこであなたは、

業者オークションの落札相場を見ます。

な、なんと、

約100万円で落札されている車だとわかりました。

まさに、海外輸出向けに人気がある車です。

 

お客さん、

「あの~、少しでも値段がつけば売ろうかなと思ってて・・錆びているし・・」

こ、こんな事を言っています。。

 

あなたなら、この車をいくらで買いますか?

90万ですか?

50万ですか?

それとも・・

 

いくらで買うか、

考えて見て下さい。

 

 

現実は、こういった車を、

1万円、2万円、とかで買取してしまうんです。

そしてすぐにオークションへ出品し、

100万円で売る。

こういった商売です。

車は、クーリングオフが利かないので、

一度契約すると、

高いキャンセル料金を支払う必要があります。

 

え?1万、2万、そんな安く?

と思われるかもしれませんが、

これは、商談の流れ次第で金額を決めます。

 

商談中、お客さんと色々話しながら、

自然な流れを作って、

お客さんが、

どのくらいの金額を期待しているか

という事を探っていきます。

 

うまい営業マンだと、

聞き出し方がとてもうまいです。

 

そこで、お客さんが、

「廃車だろうから、少しでも値段がつけば嬉しいな」

なんてことを言えば、1万、2万円で買うし、

 

「他社で10万円って言われて、もうちょっとつけば嬉しいな」

と言われれれば、11万、12万、

あるいは、出血大サービスです!なんて言って

15万くらい出したりもするし(実際めちゃ安いですが)

 

「他社で90万円って言われて、100万ぐらい出ればいいな」

って言われれば、100万で買っても利益がでないので、

91万、92万で買うし。

 

あくまで、商談の流れで金額を決めます。

決して、

最初から値段を頑張ったりはしません。

商談の流れの中で、

可能な限り安く買います

 

これが良いとか、悪いとか、

そういう話では無く、

商売なので、利益を取れるときに取らないと、

競争の多い業界だから、

やっていけないんです。

 

ほぼすべての買取店は、

買取台数は、営業マンの成績にはならないんです。

利益だけが、成績になるんです。

10台買って 50万の利益を出しても

1台買って 100万の利益を出した方が評価されます。

 

なので、なるべく安く買う事だけが

買取業者の仕事という事です。

 

錆びた車って、実はカモなんです。

営業マンは、錆びているという

マイナスポイントをついて、

お客さんの期待している相場観を下げにかかります。

そして、なるべく安く買い叩きます。

 

どこよりも高く買う!

高価買取します!

なんていう言葉、

テレビやラジオ、街の看板、雑誌、ネット、

よ~く目にすると思いますが、

これらは、完全に客よせの広告ですからね!

まさか、本当に高く買ってくれるのかな・・?

な~んて、思ったりしました?

一ミリでも、その期待を持っていたら、

完全にプロの営業現場のトークにやられてしまうでしょう。

車を売るって、実はとても危険なので、

本当に気を付けて下さい。

 

じゃあ、どうすればよいのか?

実はシンプルで、要は比べる、という事なんです。

でも、非常に危険な行為として、

1店1店、お店を回る行為が危ないんです。

 

どういう事かと言うと、

A店 という店に行きました。

そこで、50万円と言われ、こんな事を言われます。

「B店は行きましたよね? え?行ってないんですか? この手の車ってB店の得意分野の車なんで、うちは多分勝てないですね~、もしうちの方が高かったら戻ってきてくださいね。」

な~んて言われたら、絶対B店に行きますよね。

そこで、

60万円提示されて 売却成立したとします。

 

ところが、ふたを開けてみると、

このA店と、B店は、親会社が同じ会社で、

裏で打ち合わせをしていた・・

こんな事例が、実はあったりします。

そして、本当は100万円以上の価値がある、という訳です。

これ以外にも、書けないことなどもあり、

とにかく業界未経験の人はとても危ないです。

 

 

私が買取店時代に、どうしても安く買えないお客さんがいました。

とにかく、大切な事はたった一つ

業者のぎりぎり限界の金額を提示してもらう事

それが重要だという事です。

じゃあどうすればよいのか?

次ページで説明していきます。

車を【最高額で買取査定してもらう】根本的解決方法は?

 

 

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