【本当に高く売れる】10万キロ、20万キロと走行距離が多い車の買取査定 高く売却 

元買取店店長のサトーです。

10万キロ、15万キロ、20万キロ走っている車って、

もう価値が無い・・・

そう思い込んでいる方は非常に多いですね。

実は、この思い込みは、

ハッキリ言って業者のカモです。

絶対に損しない様に、

高く売れる理由、高く売る方法を書きます。

 

こういう日本人の思い込みが、

中古車業界を支えていると言っても過言ではありません。

実は、10万キロ、15万キロ、20万キロの走行距離が、

もう車の寿命だと思っている国は、

私が知る限り、世界中で日本だけです。

 

そういう車を、

「もうあまり価値が無いだろう。。」

なーんて思っていると、

安ーく買い叩かれちゃいますよ!

元プロが、

本当に車を高く売る方法をお教えします。

高く売る方法は、もくじの4番で具体的に書いています

 

 

10万キロ以上の車の買取相場は意外と高い

例えば、こんな車を見てみて下さい!

実際、業者が利用するオークションでの落札価格を記載しました。

この業者間売買の落札金額を元に、日本中のほぼすべての買取専門店の買取金額、新車ディーラーの下取りや中古車店の下取り金額が算出されます。

10万キロ以上のランドクルーザープラド

プラド(H26~H27年式)

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成27年式(2015年)
TX
45万キロ オートマ 190万円
平成27年式(2015年)
TX
11万キロ オートマ 261万円
平成26年式(2014年)
TZ-G
ブラック 14万キロ オートマ 271万円
平成26年式(2014年)
TZ-G
ブラック 13万キロ オートマ 279万円

比較的、新しめの年式ですが、一番上の45万キロって、ヤバくないですか? 地球は一周約4万キロですが11周してます。。でも、190万円も値段がついてるんです、普通の感覚ならもう廃車ですよね?

もっともっと古い年式や、他の車種も相場を見てみましょう!

 実際の業者オークションの落札金額を記載しています。2019年4月から過去3か月の落札データから記載しています。

※ 落札金額は、車両本体価格、消費税、リサイクル料を含めた金額を記載しています。(実際に車を買取専門店やディーラーなどに売却する時の査定額も同じく、こういった金額を含めているのが通例です)

プラド(H23~H25年式)

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成25年式(2013年)
TZ-G
シルバー 26万キロ オートマ 189万円
平成25年式(2013年)
TX
16万キロ オートマ 208万円
平成24年式(2012年)
TX
イエロー 61万キロ オートマ 109万円
平成24年式(2012年)
TX
ブラック 12万キロ オートマ 256万円
平成23年式(2011年)
TX
イエロー 72万キロ オートマ 110万円
平成23年式(2011年)
TX
シルバー 15万キロ オートマ 186万円

45万キロでビビってたら、72万キロ、61万キロと更に上回るツワモノが!でも、109万円、110万円の値段が付いているんです。すごいですねホント。。ちなみに、この車はどんな車なのかと言うと、高速道路を管理している公用車でした(黄色いやつ走ってますよね、あれです)。

ちなみにこういった公用車って、普通の車よりも値段が下がるのが普通ですが、それでもこの値段が付いてます。

プラド(H17~H22年式)

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成22年式(2010年)
TX Lパッケージ
18万キロ オートマ 185万円
平成21年式(2009年)
TX Lパッケージ
17万キロ オートマ 179万円
平成20年式(2008年)
TXリミテッド
ブラック 19万キロ オートマ 93万円
平成19年式(2007年)
TX
ブラック 31万キロ オートマ 85万円
平成18年式(2006年)
TXリミテッド
ブラック 14万キロ オートマ 140万円
平成17年式(2005年)
TX
12万キロ オートマ 93万円

かなり古くなってきましたが、まだまだ値段が落ちません。グレードやキズや凹み、内装の状態によっては年式が古くても高い傾向もありますね。もっと古い年式も見てみましょう。

プラド(H5~H15年式)

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成15年式(2003年)
TX
シルバー 19万キロ オートマ 84万円
平成14年式(2002年)
TX
ブラック 15万キロ オートマ 70万円
平成13年式(2001年)
TZ
シルバー 12万キロ オートマ 93万円
平成12年式(2000年)
TX
白ツートン 50万キロ オートマ 50万円
平成10年式(1998年)
TX
33万キロ オートマ 53万円
平成7年式(1995年)
SX
ブラック 32万キロ オートマ 49万円
平成5年式(1993年)
SX
ブラック 29万キロ オートマ 61万円

ランドクルーザープラドは、かなり値段が落ちにくい車種の一つですが、20年以上も前なのにもかかわらず、すごい値段が付いていますね。

走行距離が多い車 = 値段が安くなる という図式は成り立ちませんよね?しっかりと高く売る方法を知りましょう。

その他の車種も見てみましょう。

 

10万キロ以上のアルファード

(H20~H28年式)

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成28年式(2016年)
GFパッケージ
14万キロ オートマ 309万円
平成27年式(2015年)
SAパッケージ
ブラック 12万キロ オートマ 345万円
平成26年式(2014年)
Gプレミアム
15万キロ オートマ 183万円
平成25年式(2013年)
Gプレミアム
ブラック 10万キロ オートマ 198万円
平成24年式(2012年)
TX
12万キロ オートマ 193万円
平成23年式(2011年)
G Lパッケージ
ブラック 19万キロ オートマ 132万円
平成22年式(2010年)
Sリミテッド
12万キロ オートマ 111万円
平成21年式(2010年)
Sリミテッド
11万キロ オートマ 103万円
平成20年式(2009年)
Lパッケージ
14万キロ オートマ 97万円

一般大衆車なのにもかかわらず、年式が高い車が比較的走行距離が多くても値段の落ち幅が少ないですね。10年古くなっていても100万円台の値段が付いているのもすごいです。

ここで、27年式のアルファードの値段が高いですが、恐らくなのですが海外のどこかの国が、中古車を輸入する時の規制(法律)が影響している可能性があります。

海外の国々では、●●年式だけ、自国に輸入する時の関税(輸入する時にかかる自国での税金)が安くなる、または●●年式より古い車しか輸入できない、または●●年式よりも新しい車しか輸入できない、などの法律があったりします。

その場合、年式によって相場がガラッと変わるケースもあります。
ただ、こういった輸入規制や法律はコロコロ変わり、プロでも読めないので、基本、車は時間の経過とともに相場が劣化していきますから、売ろうと思った時に早めに売るのが良いですね。

 

10万キロ以上のプリウス

(H16~H28年式)

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成28年式(2016年)
S
13万キロ オートマ 133万円
平成27年式(2015年)
Sツーリング
10万キロ オートマ 99万円
平成26年式(2014年)
Gツーリング
ブラック 19万キロ オートマ 67万円
平成24年式(2012年)
S
35万キロ オートマ 43万円
平成22年式(2010年)
Gツーリング
ブラック 26万キロ オートマ 33万円
平成20年式(2008年)
Gツーリング
13万キロ オートマ 21万円
平成18年式(2006年)
S
36万キロ オートマ 17万円
平成16年式(2004年)
Sツーリング
29万キロ オートマ 13万円

日本中どこにでも走ってる、希少価値性もまったく無いプリウスでも意外に高く売れます。20万キロ、30万キロ以上走って、10年以上古くなってるなんて車、ほぼ価値が無いと普通だったら思いますよね。でも10万円以上の値段がついていたりします。

 

10万キロ以上のハリアー

(H16~H28年式)

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成28年式(2016年)
エレガンスG’s
18万キロ オートマ 199万円
平成27年式(2015年)
アドバンスド
14万キロ オートマ 233万円
平成26年式(2014年)
Lパッケージ
ブラック 12万キロ オートマ 208万円
平成24年式(2012年)
Lパッケージ
ブラック 11万キロ オートマ 193万円
平成22年式(2010年)
プレミアムS-PKG
ブラック 13万キロ オートマ 92万円
平成20年式(2008年)
プレミアムS-PKG
グリーン 13万キロ オートマ 79万円
平成18年式(2006年)
プレミアムS-PKG
23万キロ オートマ 60万円
平成16年式(2004年)
プレミアムS-PKG
シルバー 18万キロ オートマ 47万円

これまた高い金額が付いてます!そのほかのSUV車も同じように価値が高いです。

 

10万キロ以上の軽自動車

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成27年式(2015年)
タントカスタム
ブラック 12万キロ オートマ 52万円
平成21年式(2009年)
タントカスタム
10万キロ オートマ 30万円
平成27年式(2015年)
ハスラー G
ブラック 12万キロ オートマ 60万円
平成27年式(2015年)
ワゴンRスティングレー
10万キロ オートマ 37万円
平成21年式(2009年)
ワゴンRスティングレー
11万キロ オートマ 23万円
平成27年式(2015年)
エブリイジョインターボ
ブラック 11万キロ マニュアル 56万円
平成21年式(2009年)
エブリイ 貨物用バン
11万キロ オートマ 17万円
平成21年式(2009年)
キャリイ トラック
13万キロ マニュアル 23万円

軽自動車はとにかく維持費が安いので大人気です。中古車としての需要もとても高いので、自家用、商用ともに、古くなっても走行距離が増えても利用価値が高く、多くの軽自動車がまだまだ値段が付きます。

 

番外編 10万キロ以上の日産GT-R(スカイラインGT-R)

年式/グレード 走行距離 シフト 落札相場
平成20年式(2008年)
GT-R
グレー 14万キロ オートマ 380万円
平成14年式(2002年)
GT-R
ブラック 14万キロ マニュアル 628万円
平成5年式(1993年)
GT-R
グレー メーター改ざん車 マニュアル 288万円

これは番外編ですが、スポーツカーってホント値段が落ちない傾向が高いです。日産GT-Rの相場を見ましたが、もっと高い車もありました。この車の場合は、世界中で欲しい人が居るので、日本でしか中古車が出回らないため、日本の相場が高いという事が読み取れます。

 

とにかく一般の人が思う以上に中古車って価値があります。

走行距離が多い = 価値が下がる

という思い込みは禁物です!!

 

===ちなみに================

すでに下取りや買取店などに、

「0円でしたら引き取ります・・」「値段はつかないです・・」「引き取り料を頂きます・・」こんな悲しい事を言われ、

ぜんぜん熱心に営業するそぶりも無い経験をされている方であれば、正直高く売る事は難しいです。

ただ、いわゆる買取店で売ったり、ディーラーや中古車店の下取りっていうのは、「5万円、10万円の利益は必ず取る」などの線引きをしている場合も多くあり、

本当は別の業者では5万円、10万円で売れるという事は多いです。

僕自身が以前買取店をやっていた時、そういった大手買取店や、ディーラーのおこぼれを頂くケースもあり、

そこで0円提示を受けたお客さんの車を、数万円で買取したりする事は良くありました。

 

また、ほとんどの買取店やディーラーって、廃車にすると自動車税、重量税、自賠責保険料の還付金をお客さんには返さずに、

もらっちゃう 事が多いです。多いというか業界では普通の慣例の様になっています。

つまり、そういった還付金を、会社の利益にしちゃうんです。

 

ハイシャルという廃車買取のサイトがありますが、

このサイトは、全国の解体業者の中で、こういった自動車の還付金をぜんぶお客さんに還付してくれる業者だけを集めており、

どんな車でも、必ず還付金を自分に戻してくれて、さらに車の引き取りも全部無料で対応してくれます。

しかも、買取店やディーラーの様に車両本体ではなく、部品の価値を見出すので、車によっては値段もつけてくれたりもします。

廃車というのは、一般的にはスクラップにするという意味に聞こえますが、

実際は、部品をバラして中古部品として再販売する事なんです。

「もう価値が本当にないな」と解ってる車であれば、このサイトはとてもオススメです。

 

また、「まだ価値はありそうだ」と言う車の場合でしたら、

僕が大手買取店やディーラーのおこぼれとして、金額をつけて買取していたように、全国にはしっかり値段をつけてくれる会社も数多くあります。

そういう車でしたら、カーセンサー.net簡単ネット査定もオススメします。

これは、いわゆる車の一括査定サイトなのですが、カーセンサーは加盟店数がずば抜けて多いからです。

地元の中小の会社が沢山加盟しており、大手買取店などが目もくれない車を、一生懸命値段を出して買取してくれます。

申込画面で操作を途中まで進めると、あなたの車と地域で対応している査定会社一覧が表示されますので、

そこで、あまり聞いたことの無い会社があれば、そこが高く買取してくれる可能性があります。

是非少しでも高く売りましょう。

=====================

 

10万キロ以上の車がなぜ高く売れるのか?

先ほど途中でも少し書きましたが、

こういった多走行の中古車が高値が付くのは、

輸出されているからなんです。

 

私は以前、中古車を輸出していましたが、

実は、古くても、走行距離が多くても、

日本の中古車は、

非常に価値のある車が多いんです。

例えばお客さんが、

「まあ、10万円付けばいいかな・・」

なーんて思ってる車が、

海外バイヤーが買い付けるので、

なんと、100万円以上の値段が付くことが、

とても多くあります。

 

海外の開発途上国ではもちろん、

アメリカやヨーロッパなどの先進国でさえも、

10万キロ、20万キロなんて、

単なる通過点だと思っています。

 

海外の多くの国では、

車を100万キロくらいまで使います。

年数は、30年、いや、それ以上使います。

つまり、完全に壊れてどうにもならない、まで使い切ります。

 

日本でも、タクシーのメーター見て下さい。

50万キロ、80万キロ、普通に走ってますよね?

見たことない人は、ぜひ見てみてください。

車って、そのくらい走るんです。

 

下記は、2018年の中古車輸出台数のデータです。全体で130万台もの中古車が輸出されています。

実際は、部品にバラしてコンテナに詰め込んで輸出されるケースもたくさんあるので、そういった部品にバラされた車も台数としてカウントするのであれば、年間200万台くらいが輸出されているとも言えます。

つまり、廃車で部品にバラされた状態でも海外では需要があるので、車って価値がゼロになるという事はあり得ないんです。

だから、

走行距離が多い = 価値が無くなる

この考えは違うという事です。

 

でも日本人がたった10万キロ程度で車を売却してしまうのはなぜかというと、

・ 国土が狭いので距離が増えない

・ 電車などの交通網が発達している

・ 高速代が高い

・ ガソリンが高い

・ 車検代が高い

・ 修理代が高い

・ 忙しいので乗る時間が少ない

・ 自動車関連の税金が古くなると高くなる

・ 新しい新車がどんどん発売される

 

色々と理由は考えられますが、

日本は、世界一、二を争う自動車生産国です。

世界で、自動車を作ってる国って、

ほんの一部だし、

 

しかも、日本を支えている一番の産業は、

自動車生産です。

なので、どんどん新車を買わせるために、

 

・古い車の税金を上げていく

・新車を買う補助金を出す

・新車を買う時に減税する

 

などなど、この様にして、

新車をどんどん買わせるように国をあげてしているのが

大きな要因の一つです。

 

対して海外では、

・ 国土が広い

・ 電車があまり普及していない

・ 車検が無い

・ ガソリンが安い

・ 車に乗る時間が多い

・ 車は輸入に頼るしかない

走行距離が増える理由は、容易に想像つくと思います。

 

海外の多くは、車を輸入に頼るしかないんです。

車を生産している会社が無いから、

海外から、輸入するしかないんです。

だからこそ、

ずーっと長く長ーく修理しながら乗ります。

本当に完全に使い物にならなくなるまで、

乗り続けます。

 

しかも、非常に品質が良いのが日本車です。

さらに、日本の車って、

海外の人にとって見れば、

外車、輸入車、なんです。

日本人にとっての、

ベンツや、BMWと似ています。

 

 

日本車を持ってるとブランドの価値がある!

そういう側面も、

日本人がブランド物の時計やバッグや財布を買う理由と、

似ている部分があります。

 

でも、それだけではなくて、

日本車は、世界的に見ても、

・本当に品質が良い!

 

やっぱり車って機械なので、

品質が最も重視されるポイントです。

 

以前、発展途上国に沢山の日本の中古車を輸出していた時、

海外の人は、本当に心の底から、

日本の中古車を欲しがっていました。

 

しかも、海外って、

電車がぜんぜん発達してないから、

もう自動車って、生活必需品なんですよね。

 

買わざるを得ないもの。

だからこそ、

世界中からすっごい人気があります。

 

だから日本の中古車を、

世界中のバイヤーが買い付けに来ています。

たった、10万キロ、20万キロそこらの走行距離の車が、

たった、年式も10年そこらしか経過していないまだまだ乗れる車が、

世界的にみると、安く買える場所が、日本なんです。

しかも、すごい品質がいい。

 

・ 車検制度があるし

車検制度があって、そのたびに厳しい検査を課している国、

ほぼ無いんです。だから品質がとても良い!

 

・ 傷ができるとすぐに修理するし

みんな自動車保険に入ってるので、

ちょっとぶつけたキズや凹みを、すぐに直しちゃうんです。

 

・ 少しでも故障があると、すぐに修理するし

パワーウィンドウが動かないとか、

そんな程度の事で、すぐに修理しますよね?

というか、そんな程度の故障しかしないのが日本車です。

 

さらに、ちょっとした故障があって、

修理屋さんに依頼すると、

数十万円の代金を請求されたりします。

修理代金が高いんです。

 

修理代金が高くつくとなると、

日本人はこう考えます。

「修理代金払うくらいだったら、買い替えようかな。。」

ちょっと故障が発生したら、

「もうこの車寿命かな、けっこう距離走ってるし。。」

すーぐ買い替えをする日本人。

こんな価値観は、世界的視点で見ると、

はっきりいって異常な感覚です。

 

海外だと、ちょっとした故障なんか、

自分で修理したりしますし、

車の整備とかの知識も良く知っています。

日本人って、ぜんっぜん知らないんですよね・・

 

だから、業者に高い修理代ふっかけられても、

知識が無いから、それが高いのか、安いのかもわからないし、

自分で修理するなんて考えようともしません。

「なら、買い替えようかな・・」

なんて考えちゃうんですよね。

 

・ 運転が丁寧だし

海外行くとみんなめっちゃ運転荒いですよね。

これは、本当に日本人のすばらしいとこだな。

と思う点です。

日本も、はるか昔はかなりあらい運転をしてましたが、

道路交通法がどんどん厳しくなってきて、

みんな、丁寧に運転するようになりました。

 

ほんっとうに、運転マナーが良いですね。

海外行くと、

・急加速…

・高速運転…

・激しいコーナリング…

運転が粗いこと粗いこと。。

 

とにかく、世界的に見て、

日本人が手放す中古車の品質は、ぴか一なんです。

本当は走行距離が多い車でも、

めっちゃ値段が高くつく車が、

たっくさんあります!

 

逆に、新車よりも高い中古車だってあるんです。

これは、海外各国の輸入規制に要因があるのですが、

なんと、

中古車の方が相場が高いなんてことが実際にあります。

 

みなさんは、海外相場なんて知りませんよね?

だから、

業者にとってはカモなんです!

 

海外相場を知らないことをいいことに、

業者はあたかも高く買ったかのように見せて、

実際は、めちゃめちゃ安く買取したりしています。

 

車の買取、下取りは危険がいっぱい

上で紹介したランクルプラドなんて、

すごいですよね?

61万キロ、72万キロ、

こんなに走っていて、

100万円以上で落札されていました。

 

僕が買取店にいた時、

ここまでの走行距離はめったにないですが、

やっぱり、10万キロ以上のお客さんはかなりいます。

こういったお客さんが来たら、

いきなり金額提示なんて絶対にしません。

まず、色々と情報収集を始めます。

 

何気ない会話の中で、お客さんが、

「まあ、15万キロも走ってるから、少しでも金額がつけば嬉しいなとは思ってるんだけどね~」

なんていう言葉を聞きます。

ここで、お客さんとさらに話を続けていくと、

なんと、

「まあ、10万円でもつけば嬉しいよね」

とか、

「20万出たら売る」

という情報をゲットします。

 

で、営業マンが業者オークションの相場を見ると、

100万円以上で取引されている車だとわかります。

こういった車を、

けっして80万、90万では提示しません!

 

まず、5万円くらいで様子をみて、

「じゃあ、今すぐ即決で決めて頂けるなら、何とか10万円(20万円)だします!」

なんてうまいこと言って、

本当にこんな金額で契約しちゃうんですよね。

——————————————

実際は、もっと自然なお客様との会話の中で、お客さんから「●●万円出たら嬉しいな」「●●万円だったら売るよ」などの言葉を言ってもらう状況まで持ち込むんです、それが車の買取業者の怖いところなんです! え?そんなかんたんにダマされない? 本当にそうですか?

経験豊富な営業マンに当たったらヤバいです。お客さんが「高く売れた!」とか、「まあこのくらいでいいか!」とか、満足感や納得感がある状態にさせられちゃいます。いろんな営業手法があるので、逆にお客さん自身がバリバリの営業マンの方だったとしたら、それを逆手に取って安く買取できたりもします。

正直、本当の相場が解らない時点で圧倒的に不利な状況なので、本当に気をつけて下さい!

——————————————

 

また、安い金額で契約してしまった後、

他の業者にもっと高い値段を言われたとします。

でも、自動車の買取、下取りは、

クーリングオフができません

 

バイクや、ブランド品買取などのクーリングオフはできるのですが、唯一四輪の自動車だけは、クーリングオフから法律で除外されているんです。キャンセル自体はできるのですが、一度契約してしまうと高額なキャンセル料を支払う必要があります。

 

これ以外にも色々な危険が潜んでいます。

一般の人が車を売却するって、実は簡単な事では無いんです。

だから、

しっかりと高く売る方法を知りましょう!

 

どうやって車を高く売却するのか?

じゃあ、どこに売ればよいのか?

走行距離の多い車を、どこの会社が一番高く買ってくれるのか、というと、

海外輸出をしている業者に売るのが一番です。

ただ! すこし思い出してもらいたいのですが、

 

どこの会社も、

可能な限り安く買いたいワケです。

「自分の車はどこの会社が一番高く買ってくれるのか?」

これは、本当によく聞く質問なのですが、

質問が間違っているんです。

 

たしかに、海外輸出を専門にしている会社は、

高く買取できる能力は持っています。

でも、

わざわざ高く買う業者なんて居ません!

まずは可能な限り安く買おうとします。

 

輸出専門の業者だけでなく大手買取店だって、

いまは独自で海外輸出しています。

独自の販売ルートがあったとしても、

結局は安く買いたいんです。

買取や下取りって、仕入れなんですよね。

どんな商売でも、

仕入れを高く買いたいなんて会社無いですよね。

仕入れ金額は、安ければ安いほど良いわけです。

当然商売なんですから。

 

とにかく大事なのは、

走行距離が多い車を売却する時は、

輸出をやっている会社に、

ぎりぎり限界の金額を提示してもらう事

それが重要だという事です。

じゃあどうすればよいのか?

次ページで説明していきます。

車を【最高額で買取査定してもらう】根本的解決方法は?

 

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